茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

冬になると足の長い犬がふえる

 前方から、自分の足元に熱中している犬が、のこのこ歩いてくる。飼い主は自転車をおしながら、熱中する犬の手綱をひっぱり、車道のほうへよせてくれる。

 グレイのくるくるした毛並みの犬は、やけに足が長く見える。足が長い犬種なのか、防寒着を着せているのか、肩からきせるリードのせいか。じろじろ観察はできないので、何食わぬ顔ですれちがう。

 すなわち、冬になると、足の長い犬が増えるのかな。にょろり。

 

 冬になると、とにかくまぶしい。目が開かない。夏もまぶしかったし、暑かった。夏が脳天からトゲトゲ突き刺さるものならば、冬の低い陽射しは、ようしゃなく眼球を射抜いてくる。

 まぶしくて、前方がまるきり見えないのが、とても危険。でも冬のサングラスとか、あまり見かけない。雪山にならありそうだ。街中では、そこまでではないということか。

 

 冬になると、赤ちゃんはぬくそうに見える。赤ん坊を前に後ろに抱いて買い物などにまわる保護者は本当に大変そうだ。赤ん坊はぬくぬくいのだろうか? 犬もまたホカホカだろうか。(団地のネコはどこで暖をとるのだろう)陽射しもまた、風がなければまあまあぬくいが、物干し竿がガコガコ浮いてずれるほどの風はちょっと。

 

2021年に買ったもの捨てたもの

 だいたい買った順。


LEDフロアライト(Amazon
 7000円くらい。そんなに立派なものではないが、日照時間が減ると大活躍。くらいと鬱になる。だが天井のライトも取り替えたい。買ったものはたぶんこれだと思うけど完全にいっちかわからない。こんなかんじのやつ。すごく悪くもすごくよくもないが。


カーテン(びっくりカーテン)
 書斎(リモート勤務地)の窓ふたつ。片方はレースも合わせたのでとてもきれい。古いものはさすがに捨てた。なぜびっくりカーテンにしたか、理由はあんまり覚えていない。遮光カーテンが真っ暗ですごい。リモート勤務でモニタとかに反射するから、日当たりの良いほうがけっきょく閉めっぱなし。まっくらで本も傷まない、のか?


マキタ電動ドライバ(Amazon
 昨年いろいろ組み立てが大変だったので。すごい便利。コツはいる。まだ1回しか使ってない。ノコギリも欲しい。


本棚(ベルメゾン
 耐荷重の強いものを買った。転倒防止のあれこれもいっしょに。電動ドライバ大活躍。
 数ヶ月前の話なので忘れかけていたが、そうだこれも買い替えだったのだ。背板が外れていたボロボロの低い本棚を捨てて、他を並び替え、どでかいこの本棚を買ったのだ…。


iPadApple Store
 ポイントとかでかなり突発的に。もっぱらLINE漫画用。化物語とか高密度精細漫画が読みやすい。Youtubeで勉強にもええかな。1台しかなくて共用していると、アカウントなどの問題が難しい。アプリで個別にアカウント管理している場合はいいが、iCloudだと困るさ。何年も前のiPadもあるけど捨てていない。これはリサイクルとかでちゃんと捨てるべきではなかろうかや? うちにはノートPCが何台あるかわかってんのか?


ランタン(Amazon
 防災用。ろうそくぽいモードもあるが、まぶしくてあまり部屋で使えない。

Amazon.co.jp: 【Amazon.co.jp限定】 GENTOS(ジェントス) LED ランタン 【明るさ1000ルーメン/実用点灯11-240時間/3色切替/防滴】 エクスプローラー EX-109D 防災 あかり 停電時用 ANSI規格準拠 : スポーツ&アウトドア


シャワーヘッド(Amazon
 節水を目的に。でもあれこれ同時に節水対策をしたので、これで効き目がでているのかよくわからない。安いのでちゃちい。古いものは保管。


冷蔵庫(ビックカメラ
 ふたたびSHARPのどっちもドアを。選択肢はほとんどなかった。微妙な色かと思っていたが、とどいたら思いのほかおちついていてなじみがよくうれしい。広さに余裕があると冷蔵庫の中身は片付きやすく広くなるという話。
 冷蔵庫はどんどん商品が入れ替わり、価格の推移がかなりわかっているので、なるべく安いときにかったから、ポイントがつかなかった気がする。背が高いので、設置場所は大丈夫だが、搬入経路の確認のために下見にきてもらった。


給湯器(リンナイ
 まっただけでなく、忘れられていた。危ない。ちょっとケチったら自動配管クリーンが手動、かなり手動になった。手動になりますよ、だけの説明で、あまり気にして無かったら、ちょっと面倒臭い。簡単にいえばハズレの営業さんだった。忘れられていたし、忘れられていたし(大事なことなので2かいいう)
chaoruko.hatenablog.com
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キッチンカウンター(ベルメゾン
 ずっと背が低い小さいのを使っていたが、ついにいまさら購入。ほぼ10万円。高額だが、引っ越した??くらいのインパクト。以前使っていたものは引き取りサービスで。
 背が高いので、天井とのあいだが15cmもない。となると、転倒防止の突っ張り棒的なものが、アイリスオーヤマしかないらしい(ネットで見える範囲では)。近所にホームセンターはない。車はない。同じくらいの高さの食器棚用にも、いまさらいっしょに買う。


メガネ(メガネドラッグ
 ようやく新しいものを買ったが、値段の格差にふるえた。次回は高いほうを買おう。メガネドラッグ本店は接客がすばらしいので大好きなのだけど、置いてある高いメガネが高すぎて。古いメガネは捨てない。


YouTube Premium
 最近使い始めたばかりだが。YouTubeをつけている時間が多く(FireTVだから)、家人がついに購入した。
 YouTubeのCMは、使用デバイスによって著しく違う。Phoneは毛穴とか白髪とか、脅したりスカしたり、妬み嫉み劣等感をあおる地獄のどん底ゲスの極みみたいなCMばかりである。iPhoneが一番地獄。iPhone > PC , iPad > FireTV。iFireTVではDiorとか映像も美しいCMが流れたりするので、だからそこまで気にならないでいたが。
 音楽をみたりきくようになると、洋楽はとくにコンテンツが短いので、3〜5分ぐらいごとにCMが入ることになる結構ツライ。しょこたんのゲーム実況動画などは、コンテンツの長さが何時間もあっても、再生した最初にCMが入るだけで、あとははいらない。
 FireTVのYouTube Premiumはバグが多く、なんだかうまく再生されないタイミングや、音楽を再生したあとふつうの動画がおかしくなっているとか、いろいろ。文句をいっていたらこっそりアップデートされてはいる。
 FireTVでもマドンナのMVを再生するとき、きまってわりと近い地域のパチンコ屋のCMが入る。でも連続して再生いるとき、通常アカウントでも、CMが入らない。なにか特殊な契約なのだろうか。
 プレミアムになったのは家人アカウントなので、自分のはCMがはいるままである。別にアカウントをわけることを強制されているわけではないが、ゴチャゴチャあれこれとみてしまうと履歴がよくわからなくなるのでわけている。


重箱(Amazon
 いきなり本物は買えないので、入門編の4000円以下の安いやつ。届いてたばかりでまだ使っていない。いろいろ使ってみたいという野望はあるが、さて。

バチェラー4の世界で君も誰かの世界のコマにならないか

 Amazonプライムがおすすめしまくってくるので、洗濯物を畳む時のBGVにバチェラー・ジャパンを再生した。バチェラーの男子は、前回は女性版だったときに、さいごのほうまで残った人らしい。撮影のインターバルはどれくらいなのか、短期間のあいだに、真実の愛を見つける旅に舞い戻ってきたというわけである。いかにもお金持ちそうで、良くも悪くも育ちが良さそうだ。
 舞台は今回はプーケットらしい。そうだよ、そうでなくっちゃ。日本国内のロケなんてつまらねえ。高級リゾート地に閉じ込めてなんぼだろう。さっしーも喜んでいたし。


 エピソード1を流し見しているあいだに、すぐに妙な違和感と確信がわいてきた。
 この企画には台本がある。いや、台本はない。
 具体的な台本や脚本は、実際にはないのだろう。
 だがこんな異常な精神状態の人間を誘導するのは簡単だろう。良くも悪くも皆十分に魅力的で育ちが良い。
 登場する女性たちは、まるで、それぞれ用意してきたようなセリフをまくしたて、キャラクターを演じる。もしかして本当に脚本がある人も混ざっているかもしれない。設定だけあって即興でしゃべっている人もいるかもしれない。すごい能力だ。
 いや、そんなことはない、これはすべて自分で決めて、自分で努力して、ここへ来た、というかもしれないが、しかし今回はバチェラーが誰かふせられていたという。相手を判断せず集まる人たちにおいて、相性がいい確率はどれくらいだろう?
 自分の意思で来た、自分の思考で発言し、行動している、というなら、なおさら怖いな、と思った。


 マスク着用が求められる世の中になったとき、どうしてもそれを拒否する人たちがいた。飲み会などの自粛を求められても、飲み歩く人たちがいる。ワクチン接種もどうしても拒もうとする人がいる。
 そのある一定数の人たちは、自分の命を犠牲にして、そんなふうにふるまっている。どうして彼らがそんなことをするのか。それがどうしてもわからない。
 それは「集団があれば、何割か、何%かは、そういうふうにふるまってしまう」である。本人の意思にかかわらず、その人はそういう思考になり、そういう行動をとってしまうのだ。それは生物全体の防衛本能でもある。皆が本当に同じことをしたら、その種は存続しない。


 候補者たち、バチェラーも、発言や行動は、漠然とした形のない誰かに操られているようにしかみえないが、それが視聴者、消費者の興奮を煽る。まったく理不尽な理論的でない話だが。
 まあまあ上品にみえたバチェラーや明らかに標準よりは美しいとされる女性たちも、アルコールが入ったり、脱いだり、水着になったり、環境に酔ってくると、そりゃもうなんだか動物的な気持ち悪いことになる。その生々しさに対する拒否反応には個人差があるのでしょうがないが。カメラを据えられてしゃべるとき、あれは完全にカンペがあるのだろうか。あるといいな。

CHEMISTRYのライブでみる夢まぼろし

 音楽のライブというのは、光やあれこれの演出がないクラシックでも、あれやこれやの夢幻が見えるものですが、


 え、みえない? みない?
 いやもう、みるでしょ。なんども、幾度も、いくたびも。


 今回のオーチャードホールでのCHEMISTRYのライブでのまぼろしは、新ネタが登場した。
 いままでいくたびもケミちゃんのライブでは、あれやこれやの幻をみているかのような、いやまあ、ぶっちゃけ実際にみえたかどうかというと、見えたような気がしたと言う話で、音楽やパフォーマンスに瞬間的に触発されて、ばばばっと脳裏にイメージが広がるようなかんじで、過去には主にキラキラお星様もとい無限にひろがる宇宙系が多いのですけど、今回は、とある曲では、


 万葉集かな?……


 と思った。
 まじで思った。
 万葉集を読んだときの感覚に似ていたのだ。
 読むと言うほど読んでいるわけではなく、ものすごい有名なやつしかしりませんけれど。万葉集は独特の音の響きがあって、日本語がとても美しく優しく温かくまろやかでたおやかに感じられるような歌が多くあるのだが、ケミストリーの歌が、まさにそれに似ていた。もっとビジュアル的にいうと、その歌のとき、空から茜色の紅葉した美しい葉と光がひらひらとゆっくりと落ちてくるように見えた。見えたような気がして、ま、万葉集万葉集って? えぇ?? と、自分で驚いてかつ軽く引いていた。それはそれほど美しく、どうしてもこの季節に聴きたい、ぜひ歌ってほしいと願っていた一曲であったではみなさん聞いてくださいフルコーラスで『almost in love』。


 名曲……


 アルバムは『fo(u)r』に収録。いまとなってはだいぶ昔の曲だけど、最初からいい曲だけど、歳をへるにつれて、超絶怒涛に良さが増している一曲である。どストレートの王道の王道、めちゃくちゃロマンティックな甘い歌詞で、言葉とメロディが大変美しくおそらく完璧にハマっており、そこに美しい日本語の美しい母音を響かせることができる、年々ますますそれがうまくなっている、濃すぎずひくところはひく大人の歌手になってますのケミストリーのふたりが、豊かな声量で歌うのである。


 無敵だ。無敵すぎる。


 これを期待通りのしっとりロマンティックな秋の恋、のように歌うだけではなく、いまはその上に、積極的ゴージャス感が加わってきて、よって、なお良いのである。たぶん最初のころはふたりとも若くて照れていた。いまは歌に関してはもう照れなんぞあるかの四十路イケメンデュオだ! ひゅーひゅー!!


 他にも琴線に触れまくりぃな曲は多々あり、いまの幻はなに?というような曲もあったが、「万葉集」というのは個人的におどろきもののきだったので、書き記しておきました。プロが「愛している」と歌うには、技術がいるのだ、それだけだ。



プロモーションは微妙だったけど、名曲ぞろい。nothingをはじめて聞いた時の衝撃はすごかった。久々にきいた Two As One は萌えに悶絶した。いまや最強の名曲といってよい『Wings Of Words』も。全体的にいまのほうがうまく断然うまく歌えている曲や、ライブで気持ちよく盛り上がれる曲も多いかもしれない。