茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

毎日400文字書く

 毎日400文字書く、というノルマを己に課し、1ヶ月つづけることができた(たぶん)。昨日やり忘れたと思ったが、やってた。書いたことを忘れるとは、なかなかすごい揮発性。
 400文字は、原稿用紙1毎である。手書きで、原稿用紙のノートに書いた。
 毎日何枚、何ページ書く、というのをノルマにしたという話は、ときどき見かける。量はわからないのだが、実現実行できるように、目標を低く定めた。それで400文字である。ツイートは140文字なので、3ツイートよりも少ない。だいぶ少ない。だがたまにはノルマをやりとげることを主眼にしてみた。(日数は考えていなかった)
 内容は、エッセイ的なものではなく、なるべく創作なもの、である。それで400文字など、なにがかけるかというと、まあ、何も書けない。傾向としては、やや思索的なエッセイ風であるか、改行のない詩である。いちどだけ、四日間ぐらい続きで書いてみたが、やはりどうにもならなくなった。まあ、知ってた。


 とよく確認してたら、連続1ヶ月はたっていなかった。あと5日ぐらい書かないとだめだ。まあ25日くらいはやったってことで。これが次の何につながるかいまのところわからない。だが書いていることは楽しい。おそらく絵を描くのが好きな人は、描いているだけで楽しいだろう。歌ったり弾いたりするひとは、それだけで楽しいはずだ。それと同じように、書いているときは楽しいのである。それが、小説とか、ちょっと長い文章とかになると、書くこと以外の作業が増えるから、楽しみはどんどん減っていく。そればかりか、眠くなる。隙間を埋めていくな作業感になって、書きながらに寝てしまう。


 なにがやっていたら楽しいのか、ただ書くことがだけが楽しいのか。頭に浮かぶよしなしごとを書きだすことが楽しいこともあるが、それはエッセイ的であり、創作ではない。創作は楽しいときとそうでもないときがあるが、400文字だとなんとなく楽しいで終わらせられるところはある。だがもちろんものたりない。
 しかし800文字にしたからといって、それを全部楽しいまま埋められるかどうかもわからない。こんなふうに、出来事やそれに対するまさに心に浮かんだよしなしごとを書くのは、多少つまらなくても多めにかけるのだが、せいぜい多めであり、もっと長い文字数では、つまらないことがふえるばかりだろう。


 あれだ。昔のゲームをリメイクしたら、セリフが増えたけど、水増し台詞やシチュエーションだらけで、オリジナルの方が洗練されていていいわ、みたいな。


 キーボードで書くことは、実際に文字を書き連ねるようりは、外に書き出す労力は軽くなっている。そのぶん駄文も増えるといえるだろう。少なくとも自分はそれ。自分でキーボードで書いた文字は、自分で書いた文字のように読みにくくはないが、眠くなる。