茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

セブンイレブンのラングドシャ

 セブンイレブンラングドシャがわりと美味しいので、時々買う。
 だがすごく小さい。パッケージ全体も小さいが、個包装の中身も小さい……。
 小さくなったお菓子といえば、カントリーマアムだ。自分が大きくなった故だけではなく、マアムも小さくなっていた。イレブンのラングドシャは最初から小さい。


 いや、自分が食べたのはつい最近なので、イレブンのラングドシャも、以前は大きかったかもしれない。それが、小さくなったのかもしれない。わかんない。


 小さすぎて、それなりに美味しいけど、美味しいと言い切れないのは、味わいきるまえになくなってしまうからだ。これはうまいのか、うまいのだろうか、たぶんうまいけど。

 ラングドシャというのはふしぎなおかしだ。自分のなかのラングドシャは、おそらく一番有名かつその名を広めた(と勝手に思ってる)これだ。
 

 何でも売ってるamazon、6箱売り。


 このラングドシャと、洋菓子店のラングドシャ、お土産のラングドシャ。最初に食べて記憶に定着したのはどれだろう。このラングドシャが最初とは思えないが、ラングドシャという名前とお菓子の雰囲気がいっちしたのはこれかもしれない。クッキーでクリームを挟んだ美味しいお菓子、ですよ。


 成長過程でなんとなくなじみ、親しんで、覚えてしまったもので、とくに情報を訂正する機会に恵まれなかった、その必要がさほどなかったものについて、人は何十年もうろ覚えのまま記憶していく。いまはネットでぐぐればかなり正確な定義に辿り着けるが、はたして気軽に検索できるものは気軽に忘れていく。いまここでラングドシャの歴史や成り立ちについても、望洋たる記憶の海ながれて溶けていくばかりだろう。

ステーキのにんにくのコツ

 ガーリックステーキについてきたりする、にんにく。うすく切ったにんにくをこんがり狐色にしているやつら。その作り方がようやく少しコツがわかってきたような気がするのでメモをしておく。

  • 丸いそれなりに大きさのあるにんにくを用意する
  • スライサでにんにくを切る
  • にんにくを加熱する時間は、けっこうかかる

 なのである!
 にんにくはもともと大きいのが好きだったが(高い)、包丁で切って、せっかちだった。
 にんにくはスライサで切るのである。うっすくすらすらすらと。
 そしてフライパンにオリーブオイルを入れる。にんにくをいれる。火は最弱で、狐色になるのを、色が変わるのをとにかく待つ。
 時間としては、5分ではなく、10分単位である。
 肉を焼く前にちょっとやる、というものではないのである。


 と、あきらめて時間をかけて丁寧にしたら、肉とともに美味しいガーリックを大量に食べることができるようになっている。

 にんにくを加熱するとき、フライパンを斜めにして、オリーブオイルをためたところでにんにくを揚げる、的なハックがあるが、あれはあまりやらない。ときどきフライパンを斜めにしてぶくぶく加減をみたりするが、基本的にはまんなかとかてきとうにほっとく。

 料理は、ていねいに、しかし、かまいすぎない、さわりすぎない、という微妙な加減がある。こういうのはレシピには記載されない。むつかしい。


 これが一番いいかどうかはわからないけど、これを使っている。単品でも買えるので、2枚は一度買い替えた。
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異物混入該当ロットに該当

 モデルナのワクチンに異物混入のニュース。ロット番号がでているし、いちおう調べてみるかと気楽な気持ちで調べたら、

 大当たり〜!!(ベルを振り鳴らす)

 番号を調べたら大当たり。
 番号を調べたら……

 こんなことで番号調べて当たりの運を使いたくなったデス。

 むかつくのに拍車をかけたのは、該当ロットだったらしいどっかのおっさんがくっそ寒いツイート「そうだときいたらなんだか腕が痛くなってきた」。うるせえだまれそれがイケてるジョークのつもりかよ!
 さらに。該当してない人の、心配デス!、とか、信じられない!、とか、部外者の野次馬の見物人のその場限りの薄っぺらい偏差値もつかなさそうなツイート。うるせえうるせえうるせえわ。

 Twitterみてるからそんなことになるんだよ(でもツイ廃だから)。

 まあまあ、みなさん、それぞれがいろんな当事者になるでしょう。その「当事者」になったときのことを、よく自覚して記憶して、当事者でないときに、それを思い出しましょう。

「スペインの工場から来た」という情報を読んだとき、「人がつくったものに完璧なものはあんめえ」となんだか悟ったような気分になっていたが。

 だそうですわ。次のツイートで、ゴムの破片も大丈夫だお!、てさ。

 そもそも、自分が、40代後半のニートが、もうワクチンを2回受けれたことは、もうまったくもって申し訳ないことでして。でもこういう経由でなにかおこれば、おこっても、別に救急車や治療を優遇されたり〜〜!!、しないっすよね。もう全然足りてないのデス。

 デスデス。いままで生きていて、一番死に近いエブリディかもしれない。交通事故、喉に詰まらせて窒息、落下、転倒強打、脳や心臓の突発的な病気。日常はいろいろそれなりに死に隣接している。そうはいっても、感染症や、医療が逼迫している状況は、よりいっそう厳しい。


 今日は生きている。明日も生きているかもしれない。平均余命は気が遠くなるほど長い。
 明日明後日あるかもしれない強引な死と、長く生きる未来と、両方の備えを……やってられっかバカヤロウ、とちゃぶ台ひっくり返しな気分になるのは、もうそしゃ政治のせいデスよね。言いたいことだけいってとんずらするスタイル!

kindle unlimitedかと思っていたら違った浅田次郎

 浅田次郎の『蒼穹の昴』全4冊合本版 (講談社文庫) Kindle版をサンプルを読んでいた。
 長編小説は読める量が多かろう〜と、サンプルを読んでいたのに、量が多すぎてサンプルであることを忘れていた。しかもunlimitedだと思っていた。


 ちがったわ


 結構読んでしまった。調子が良いし、読みやすいし。
 買うとなるとけっこう高いし。まだ読んでいない本もたくさんあるし。


 このまま読まずにいると、ずいぶん痛い痛い痛い痛い話の印象だけで終わってしまいそうなので、あまりよろしくない。


 これの次で、直木賞をとったらしい。いやたしかにこれはマニアックで痛いよね。そう、ずいぶんマニアックだ。中国の歴史ものというと、古い時代の話が多いイメージ。清朝末期なんて、有名だけど、痛いわ。
 つい宦官についてぐぐったりするし…。


 あらゆるものを貪欲にとりこむ日本が、唯一懸命に幸運にも輸入しなかったシステム。怖い…この小説は、宦官の話ではないと思うのだが…。

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ラジオとヨーグルト

 夜にラジオを聞き流していたら、
「かたいヨーグルトが好き」
というのを聞いて
(わかるぅ〜〜)
と、心底小さくしみじみ思った。
 ヨーグルトがやわらかい液体寄りなのはいや、というほどではない。たまたま、いま食べている、はじめて買ったのが、にゅるるんとやわらかいので、じぶんもどちらかというと、かためが好きかもしれないな〜〜、と思った。
 テーマは「なくてもいいけどあるとうれしいもの」の類のもの。リスナーからのお便りの内容は、
「ヨーグルトのふたのうらについているのがあるとうれしい」
という話だった。それをうけて、彼女はそういったのだ。
 ヨーグルトのふたのうらについているのが好き、というのも、ちょっと珍しいが、気持ちがわからないでもない。最近はふたの裏にあまりつかなくなった、という話もしていた。そうなのだ。ふたの裏がつるんとしたコーティングに進化して、ほとんどつかないのである。その技術の進化に関心しつつも、あのくっついているやつ、食べていいのか?と迷いつつも食べちゃう、そういうことがなくなって、さびしいような、どうでもいいような。
 番組の前半は、饒舌とはいえないゲストをまねいて、しかし彼女はしゃべることも、話題になっていることも、大変楽しいといったふうにしゃべっていた。ゲストが帰って、後半で、ラジオ的なコーナーで、さらりとしかしちょっと決然としたふうにいった。
 他愛のないおしゃべりで、聞き流していて心地よい、しかし時々、スルッと耳に入ってきて、共感したり笑ったり。
 そういうのが、ラジオの醍醐味だ。

 ラジオは漂うのがいい。ある番組の熱心なリスナー、という状況になると、それがなくなった時の衝撃といったら、大変なことである。ただよい、チューニングをまわし、音楽と小ネタと知識に偶然に出会う。



 ワイドFMがぜんぶ入らないので新しいラジオが欲しい。

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