茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

桜が伐採されて

 道沿いの桜が一本伐採された。朝からなんかやってるなーと思ってたら、木の枝を切っていて、散髪かーと思ってたら、午後も作業は続いて、みるみる縮んでいた。本体を切る音はすごかった。二重窓でも聞こえた。

 その木は斜めの地面に立っていて、根っこは太くうねうねしていた。切り株になったそれをみたら、かなり立派で、人が座ってる足みたいに見えた。もりもりの根っこは無論、歩道の舗装をバキバキにもりあげていた。

 他の木も、根本がけっこうそんな感じだ。他の木も伐採されてしまうんだろうか。まだ何年かは持つのか。

 木を切るのは大変そうだった。かつ、まだ大きい切り株がある。撤去するのにどれくらいかかるのだろう。次の木は植えられないかんじだ。位置的に無理がある。いままでよくあったものだ。

 

 東京都内はそんな桜だらけだろう。もう30年以上前、東京に来たときは、街中の桜の多さに驚いたものだが、もう続けられないはずだ。

 それは仕方ない。そもそもなぜそんなに桜を植えたのかな。

 てなときに、どこかで植えた桜が、手入れがされなくなってホニャラカというニュースがあった。

 日本国内のほとんどの木は、人が手入れするものだ。先のことを考えず、とりあえず無邪気に植えた時期もあったのね。いまはそんなことはしなさそう。

 ぐんぐん少子化が進んだら、たくさんの桜はもう間に合わなくて放置されちゃうかもしれない。全国のあちこちに、人が入れない桜の園がたくさんできるのか、それとも手入れがないと、すぐに痛んでなくなってしまうのか。もののけ姫みたいに、日本の土地のほとんどが圧倒的緑に支配される時代が案外すぐきたりする?