茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

セブンイレブンのラングドシャ

 セブンイレブンラングドシャがわりと美味しいので、時々買う。
 だがすごく小さい。パッケージ全体も小さいが、個包装の中身も小さい……。
 小さくなったお菓子といえば、カントリーマアムだ。自分が大きくなった故だけではなく、マアムも小さくなっていた。イレブンのラングドシャは最初から小さい。


 いや、自分が食べたのはつい最近なので、イレブンのラングドシャも、以前は大きかったかもしれない。それが、小さくなったのかもしれない。わかんない。


 小さすぎて、それなりに美味しいけど、美味しいと言い切れないのは、味わいきるまえになくなってしまうからだ。これはうまいのか、うまいのだろうか、たぶんうまいけど。

 ラングドシャというのはふしぎなおかしだ。自分のなかのラングドシャは、おそらく一番有名かつその名を広めた(と勝手に思ってる)これだ。
 

 何でも売ってるamazon、6箱売り。


 このラングドシャと、洋菓子店のラングドシャ、お土産のラングドシャ。最初に食べて記憶に定着したのはどれだろう。このラングドシャが最初とは思えないが、ラングドシャという名前とお菓子の雰囲気がいっちしたのはこれかもしれない。クッキーでクリームを挟んだ美味しいお菓子、ですよ。


 成長過程でなんとなくなじみ、親しんで、覚えてしまったもので、とくに情報を訂正する機会に恵まれなかった、その必要がさほどなかったものについて、人は何十年もうろ覚えのまま記憶していく。いまはネットでぐぐればかなり正確な定義に辿り着けるが、はたして気軽に検索できるものは気軽に忘れていく。いまここでラングドシャの歴史や成り立ちについても、望洋たる記憶の海ながれて溶けていくばかりだろう。