茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

映画のポポポポポスター

 少し前はバードマンが話題になり、いまは白鯨(との戦い)。

「説明」「分析」の場合もあるだが、人々の話題になってしまうと「叩き」になってしまう。日本で公開される洋画のポスターがみんなダメなわけではないが、良い話はあまり拡散しない。バードマンは多少手をくわえたら、ふわふわと残念な結果になった例、白鯨との戦いはがっつり素材をトラッドに配置しなおした例である。(どちらもむこうでは何種類かポスターがあるよね)

 そもそも日本の映画史では、どのようなポスターが高い評価をえていたのだろうか?。ぐぐってみたが、その界隈に疎い、自分が検索キーワードをあまりもってない、こともあって、これといったものに見つからない。そもそも、むかしはあまりポスターが作成されていなかったかもしれない。(脳裏をよぎる、柴又の寅さん美術館での、大量の映画のポスターをみたときの衝撃といったらないね)

 映画のポスターは、発注者の要求にこたえて作成されるものだろう。あれもこれも「いれなければならない」発注側の問題だ。洋画のポスターで怒るひとは、邦画のダメダメなポスターをみかけても、ケチをつけよう。「映画ポスターはデザイン的によいものでなければならない」という新しい風潮を、邦画からつくらないと、二番目である洋画のポスターがよくなるわけがない。日本のアイドルや人気俳優がでる映画のポスターがかっこよくならない限り、洋画のポスター問題は永遠に解決しないのだ。