茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

土鍋の大きさ問題

 秋も深まる時期なのになかなか寒くならないが、土鍋が気になる季節だ。スーパーにも、オシャレ和風雑貨屋の店頭にも、土鍋が並んでいる。ときおり足をとめ、じっと眺める人は少なくない。彼女たちはどんな光景を脳裏に描くのだろう。ファミリー向けなら8,9号、二人なら7,8号、一人なら6号…?

「号」という単位があるが、曖昧であまりあてにならない。そのメーカーにおいて、あるいは、そのデザインにおいて、ばらばらだ。鍋のかたちがずんぐりもあれば、浅いものもある。プロならメニューごとに鍋を使い分けるのだろうが、一般家庭ましてや、置き場所をそれなりにとる土鍋において、そんなことはあまりしない。

「何リットル入るか」が、実は問題なのだ。具をいれたらアルキメデスなので、その分も考慮しなければならない。たとえばレシピで「だし 5カップ」と表記されていたら、1リットルぐらいの鍋ではとうていダメである。メーカーによっては、適正容量を表記している場合もある。某鍋の場合は、8号で適正容量は1.6リットルである。だしが1リットルでその他諸々、あふれないように安全設計なら、なるほどよさそうである。

 だがしかし。
 鍋とはギュウギュウであつあつぼわぁ、である。そういうイメージがある。理想である。
 あふれてこぼれては困るが、具がギュウギュウが楽しそうだ。8号を二人前作ると、ぷかぷかする。ちっともギュウギュウ感がない。つまらない…。

 でかい土鍋の底のほうだけでやるのもせつない。そんなわけでずっと悩んでる。かっこいい一回り小さい土鍋を買おうかな。でも「かっこいい」って何だろう。かっこいいそんなに高くない土鍋って、どんなかなぁ!



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