茶ぶろぐ

40代のライフスタイル@TOKYOブログ

わたしはだれの時の支配を受けるのか

 元号は人間の寿命に関わるものだから、長くても80年間、生まれたときから天皇だったとしてめちゃくちゃ超がんばって110年ぐらいである。そのたびに、時代の名前をかえて、前の時代といまの時代を区別する。

 いまの時代、そのメリットはどれだけあるのか。実質30年から60年ほどの期間で時代の呼び名を変えるには、人類は、にほんじんでも、もうけっこう長い時代をすごしてきている。細切れすぎて不便だ。

  元号は、現代になるだいぶ前から、ときの為政者が都合よくリセットボタンを押すような仕組みのひとつになっている。

 前の時代のことだから、忘れちゃえ、新しい時代だから、新たな気持ちで、すべて古い話はそのまま放置。

 そんなことを堂々と嬉々として語るひとは、思考の一部を他人に預けてる分は幸せなのかしら。

 リセットボタン押しました?

 でも、そんなものでは、何も変わらないことも、みんなけっこう知っている。