茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

いまさらだけど『仮面ライダー電王』が

 Huluで『仮面ライダー電王』を見はじめてしまった。2話だけみてとっておいたのに…。おめあては関俊彦さんで、とても人気がある仮面ライダーであるとはなんとなくしっていたが、予想をはるかにはるかに超えて面白い。 (波岡一喜さんがかわいくて困る)
 おどろいたのは、佐藤健の顔で関俊彦、かつ仮面ライダーの声が関俊彦かつ佐藤健だということ。やりとりはあるけど、変身したらぜんぶ佐藤健だと思っていただって主役だし。だから中の人たちのしゃべる量はすくないのだろうと勝手に思っていた。
 ということは、これからでてくる他の見た目ごついひとたちも、たくさんしゃべるってことだと思われる。
 外見が生身の人で、違う声が長時間あててあるは、あまりみたことがない。ちょっとのっとられたりとか、変身していたりとか、そういうのはあるけれど。
 また、その声の入れ替わりが、絶妙にいい。変わり目がかっこよくてくら〜っときた。モモタロスが中身でも良太郎がしばらくしゃべっていたり、途中からモモタロスの声になったりとか。

 同じ言語を話す俳優さんに声をあてるときは、外国の映画の吹替をする感じなのだろうか。当てられる側も、どうやって演技をしていたのだろう。しかもそれがひとりだけではない。複数のキャラクターをどうやってつくっていったのだろう。多重人格というのとは違うし。どういうプロセスでイメージを一致させていったのかな、とか気になったり。撮影現場では佐藤健は複数キャラクターを演じていて、そのキャラクターは本人だけで構築するわけではない、であろうというところが、すごいふしぎ。

 しかし2007年の作品なのだ!! いまから裏話とかさがしてみつかるかな。どうかな。
 そして10年前なのに、面白すぎる!!
 配信されていま観られて、すごくありがたい。


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 モモタロスのかっこよさにじたばたしているけど、最強イケボは石丸謙二郎。声も空気も存在感はなはだしい。