茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』の感想(2回目みて補足)

 ネタばれあり。感想だけ。考察なんてない。

 本国ではテレビのスペシャルとして放送されたものを、映画館で4週間限定上映で特設サイトもある。

公式『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』



  • 画面が暗くてみえないところがあった。映画館による?
  • 字幕はやっぱりつらい。字幕をおっていたらしゃべっている人の顔など全然みられない場面多数
  • 映画的でない。やっぱりテレビドラマかな。当然だが。
  • 本編前後のおまけ映像は、私は「要らない」派。本編90分だけでいいっす。集中力が欠けるっす…。


 時空と意識を飛び交う、ややSFでファンタジーな塩梅。こういうのは好き。 You? You? You? が怖い怖い怖い。さすが幽霊大国イギリス。
 ベネディクトのホームズはとてもなじんでおり、シャーロックに戻った瞬間にドキっとした。変わったときにうまいなぁ、と分かる。マーティンのワトソンはジョンと似ている。かわいくても武闘派。ヴィクトリアン警部最高、肉体労働シーンもう最高。メアリとワトソンの家の話も現代版をなぞっているようで面白い。かわいい夫婦だ…(かみしめる)でかいマイクロフトは気持ち悪い。それで正しい。気持ち悪いぐらい太っている。手話みたいなシーンはおかしくてお腹痛くなるほどだった。あのテンポ感は最高だ。たっぷりでてきたモリアーティ。メイキング映像ではそうみえないけど、ちょっとふっくらめ? そしてよくしゃべる。なんだかでてくるたびにしゃべる量が増えているよ。それはマインドパレスのジムだからか? 麻薬の話はまだよくわからない。…読解力がたりないのかな、わし。吹き替えでみたらわかるかもしれない。最後のシーンの、ジョン・ワトソンがよくわからないけどめっちゃかっこよかった。かっこいいよマーティン、かっこいいーーー!!


 豪華で楽しいスピンオフ。吹き替え版が、テレビ放映が、猛烈に待ち遠しい。私のSHERLOCKは吹き替えが先なので、この作品もできれば吹き替えから見たかったぐらい。三上さんと森川さんの声でみたら、萌えたおして悶絶するかもしれない。




2回目みて補足:

 レディースデーにムビチケ消費。ありがちな罠にはまりつつ2回目。

  • 台詞にいろいろ伏線があることがわかった
  • 夫人から話をきくシーンが美しい。ホームズは後光、ワトソンは明るいところにいる。シャーロックはやっぱり美しい。
  • なんだかわからない感じはそのまま


 シャーロックは、拳銃くわえて頭打ち抜いて死んだジムモリがなんで生きてるねん!、というきっかけから、マインドパレスを駆け巡る。
 というのはわかる。
 それで夢オチ。

 ってことはないと思うよ!
 そもそもマインドパレスは夢じゃないし。最後の最後のシーンがあるってことは、どこか別の世界に彼らがいる説でしょう。別世界のホームズ氏にシャーロックがシンクロしているわけですよ…ニヤニヤ。

  • 花嫁の事件は謎解きはしたけど表向きには未解決。ホームズたちが見逃したから。
  • ジム・モリアーティはやっぱり死んでいる
  • S4に現実のジムモリはでない。マインドパレスのなかにももうでないかも。(でるならジョンといちゃいちゃしているときにツッコミにでてくる)


 長い目でみるならば、SHERLOCKはこれからが勝負ですよ。新たな宿敵はいらんですよ。事件ごとに作ればいいじゃないですか! 麻薬依存の設定とかまあほどほどにして、これからこそ、たくさんの冒険活劇をやってほしいんですよ!! 頼むよ!! 


 アイリーンの写真だけ現代風だったのがおしいけど、シャーロックにとっては本当に特別なんだな、と思った。