茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

ミュージシャンはどのように演奏したいか、あるいは変則的ケミストリー語り

 ライブに参加された人の伝え聞(見)きなので厳密ではないが。CHEMISTRYのふたりの、ファーストテイクに関するコメントが面白かった。

 緊張感すごくて極限状態に追い込まれての、歌唱だったようだ。そういったことを売りにした企画であるが。はたしてそれが、当人たちにいいのかどうか、といまごろ気づいた。いいかわるいかというと「いいわけなかろう」である。音楽の演奏は適度な緊張感がありつつ、なるべくリラックスして楽しく演奏しているほうがいいに決まっている。決まっているぜ。


 そんなことをいいだせば、各メディアでの歌唱はどうなのよ、である。ケミストリーさんにおいては、ひたすらに個人的な見え方であるが

  • NHKは収録は全般的にカタイ。
  • うたこんのライブはたのしそうだが、とにかく慌ただしい。(スタジオ収録もお客がいればいいんだろうけど、そんなパターンいまはあるのか?)
  • ファーストテイク、ウィズアンサンブルは、ややカタイ
  • CDTVミュージックフェアは、まあまあいいかんじ。老舗番組つよい。
  • いろんなイベントはたのしそう
  • ライブは自由


 カタクても、歌がおかしいとかそんなことは「ぜんぜんない」ので、お仕事としては問題はないどころか完璧だ。だからファーストテイクの緊張感の話とか、ぜんぜん気が付かなかった。そういうもんかと思っていた。ただ、キャリアが長くても良くも悪くもふつうの感覚が強い人たちなので、顔には緊張感がわりとでている。端的にいえば、さいきんはもういい年なので、顔がちょっと怖くみえる。ファーストテイクのサムネイルとか、すげえお耽美イケメンだけど、ちょっと怖い。ウィズアンサンブルはアングルがもう少し遊びがあるので、なんだか彼らには珍しい雰囲気になっているが(とてもよい)。


 ファーストテイクは、最初は海外のあれのパクリやろ、という気分だったし、ずっとそう思っていたが、地道にメディアが成長して、今回ウィズアンサンブルをという派生したような企画もはじめて知って、ああこれは、トヨタとか任天堂がやっていることと同じなのかな、と思った。自分たちのメディアをもつってやつ。
 だってもう、テレビでは、まともなキャリアのある大勢のミュージシャンたちが、満足できるパフォーマンスを披露する場所ではなくなっている。
 ネットで音楽だけの番組なら、変なトークはしなくていいし、フル尺で披露できる。(別途トークもあるけど)
 若い人たちのウケを意識しつつ、ベテランも若手も良い演奏をだせるようになったファーストテイクは、ある程度の成果をあげた。
 だがもちろん欠点も多い。嫌いと怒る人もいる。あの雰囲気だけでは、権威を作り上げても、いつかは飽きられるだろう。
 そうすると、新しいものが必要になる。そろそろ景気がよくなれば、観客を集めて、ライブ形式で、生演奏で、楽しくパフォーマンスをする、という動画がいいんじゃない、ってことになると思うんだけど。大企業は景気が良くなってきたので、ぜひ期待したい。


 なるべく良い状況や条件で、楽しくパフォーマンスできる機会が増えてほしい、そういうライブパフォーマンスの映像を、日本のレコード会社はもっとネットにあげてほしい。そうじゃないと、どんどん、海外の動画ばかりみちゃうぜ。よほどのものでないかぎり、MVよりパフォーマンスの映像のほうがやっぱりいい。





www.youtube.com


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( ´-`)。o 0(……ケミちゃんたち笑顔の写真はほぼないのでFCの絵葉書カレンダの小さい笑顔の写真でウッと咽び泣いている。笑顔のキメ顔は難しいのか不思議だな。見たけりゃライブに来いってことですか、それがミュージシャンというものなのか、そうかもしれんなあモニャモニャ)