中年だが、終活ではないが、スペースには限りがあるので、整理整頓をせねばならない。持ち物の死蔵品のなかでもっとも多いのは、紙だ。
古くは幼稚園、小学校、中学、高校、大学。自分が作った絵、自分が書いた文章、文集、文芸部の本、作った本、卒論の資料。
大きさは幼稚園のやつが最大(でかい画用紙?)、分厚さは20センチぐらいある大学の卒論の資料。
実家に置いてる、という人は、それでもあなたもいつかはそれらに直面するわけだが。
みなさん、これらをどうしているのでしょうか……どのタイミングでどのように、手放しているのだろう。
ガラクタも膨大にあるのだが。
寿命が長かろうと短かろうと、使わない過去の遺物に囲まれて暮らすか、新しい出会いを求めてスペースを開けるか。
もしスペースが無限にあったら、どんどん放り込むだけなのだろうか。そして死んだ後に、まるごと処分されるのかな。
現実はスペースは限りがあるので、どうにかしなきゃならんのだ。
さようならさよなら、あらゆる過去の俺ら。そういうことだよ。な。きっと。そうしないと、いまからもう半分死んでるみたいな生き方になるような気もする。
あとは思い切りぃ。