東京は毎日ずっとずっとずっとずっとまぶしかった。
今日はものすごくひさしぶりに、何日ぶりに??、
空が曇りだッッッ!
お祝いをしたいッッッッ!!
こんなに曇天をありがたいと思ったことは、(記憶のあるなかでは)生まれて初めてかもしれない。
少し前に、新しいカーテンがきて、やや遮光なので、「まぶしすぎる光を遮るというのは、いいこともあるのだな」とぼんやり思っていたが、昼間に全面閉じているわけにもいかず、隙間をあける。それでも眩しいものは眩しい。窓の外に広がる風景がまぶしすぎる。レースのカーテンごしでも目が痛い。向かいの建物が真っ白で日光を反射してピカピカァ!、というわけでもないのだが、
空が、外が、とにかく、まぶしい、まぶしいよ!!
この強烈な事実が、曇りになってよくわかってきた。
暗くても見えなくて困るが、明るすぎてもつらい。度付きサングラスを作っておけばよかった、という思いが脳裏をよぎる。数年前からずっと考えている。最近は暑さに加えて、まぶしすぎる鬱になっていたかもしれない。
北国の冬だと、日照不足でウツになるというのは有名な話だが、日照過剰ウツになるとか、あるんだろうか。
曇りに浮かれているが、湿度がすごい。31度くらいで質露が70%では危険だ。夜のあいだにまとまった雨が降ったらしいが、よくわらかん。植物たちにはありがたい。ちゃんとした雨は24日ぶり?? あんまり異常なことがおきると、脳がすぐに認めたがらない。
パンデミックがきたり、ロシアが戦争をはじめたり、Twitterが終焉を迎えたり、こんな暑さがきたり、ぼんやり生きていても波瀾万丈なので、生きのびているだけでみんなえらい。えっへんドヤァ。