茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

YMO、細野さん、ユキヒロさん、教授

 教授が病気でやばい死んじゃうんじゃないか、みたいない思っていたら、ユキヒロさんが亡くなった。倒れたなど情報としては知っていたが、虚を衝かれたようなところはある。


 むかーし、家にはアルバムがあった。レコードのアルバムだ。YMOだが(だが?)BGMという渋め(?)のやつで、あまりピコピコ楽しそうではない。と、子供心に思った。



 それから住む場所も変わり、年を経るにつれ、教授のライブには2、3度行き、それぞれのアルバムも時々買い、東京ドームのライブにもいった。昔すぎてあまり覚えていないが、ぼんぼん音が反響していた。


 CDのうち、一番聞いたのは、教授の一時期の。と思ったが、スネークマンショーまたは、S.E.Tのやつかも。


Amazon | 増殖 | YELLOW MAGIC ORCHESTRA | J-POP | ミュージック

Amazon | サーヴィス (Standard Vinyl Edition) (完全生産限定盤) (アナログ盤) (特典なし) [Analog] | YELLOW MAGIC ORCHESTRA | ダンス・エレクトロニカ | ミュージック


 そしていつしか、一時期ほどは聞かなくなって、CHEMISTRYばかりをきいていた。


 YMOはみんなが知っている、聞いているから、特に選択して、という気分ではなかったが、細野さんのアルバムは自分で買ったかも。わりときいていた。でも連続してアルバムを聴き続けるということはなかった。それはいまもむかしもCHEMISTRYだけ。
 いまYMOのお三方がいろいろ関連する曲をきくと、もちろん良い。なにがいいんだろうと考えたら、多幸感がある。ユキヒロさんの歌声の楽曲はとくに、独特の、ふわ〜と優しい多幸感がある。
 20代半ばから、遅れてきた青春を支えたのはCHEMISTRYだったわけだが、何が違うのだろう? ケミちゃんは曲によって印象はバラバラである。切ない歌は切ないし、元気な歌は元気だ。(語彙?)あくまでも自分の場合は、YMOやお三方それぞれの音楽は、すごくいい、すごく上質、とわかっても、一人のアーティストだけからいろんな色をかぎとる、にはいたっていなかった。だいたいいずれも、上質上品上等味わい深くおしゃれまったり多幸感ある、な感じ。ケミちゃんはもっといろいろある。あくまでも、自分にとっては、である。


 まあ、子供だったしな。
 大衆音楽というのは、基本は世代が大きい。


 亡くなったタイミングで、ユキヒロさんについて語って説明してくれる大人がどさっといる。子供時代にわからず、なんだかいい感じの人、という認識のまま大人になり、あれこれ知らなかった自分が、いまさら知識を得ている。知識があることが音楽をきくことにどれくらい云々てのも、キリがない話題ではあるが。軽井沢云々とか聞くと、金持ち野郎が…?とかゲスいこと考えるし。でもおしゃれな音楽は金持ちの子供が産んだのは間違いないところはある。だからこそ魅力的だったし。メンデルスゾーン好きだし、苦労していないとよいものは生まれないなんて話はケッとに思ってる。あんびばれんす。芸術芸能とお金は、やるがわもきくがわも、つねに並走している。


 これからまた昔のも新しいのも、いろんな音楽を聴く。ご縁があれば。