茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

「ぼっち・ざ・ろっく!」にはまってる

「ぼっち・ざ・ろっく!」が引き続き我が家で大ブーム中。見始めたのは4話ぐらい。クリスマスイブの日もAbemaの一挙放送を流していたし、何周しているかわからない。アニメは密度がこゆいので何度みても楽しいし、音楽は聞けば聴くほど発見があるし、よし練習しよう、とう気分になる。みかけても、なぜ見始めたかはきっかけはわからない。

  • とにかくアニメの表現が多種多様盛りだくさん楽しい
  • エンディングがかわいい(がーーーっと凝視するくらい)
  • ぼっちちゃんの言動や思考に共感する
  • 声優さんがすごい
  • youtubeで公開されている主演の青山吉能さんのギターチャレンジ企画がすごい


 とちゅういつのまにか、青山さんのギター企画までみはじめたが、これがはまるのに拍車をかけた。レッスンの先生のことばが、ささるささるイタイイタイ。ジャンルは違えど、こつこつやるしかねえんですよ...。楽器に挫折した人はみるとよいです(続きはいつまであるのだろうか?)


 音楽すごいのはだんだんあきらかになっていく。さいしょのうちは、さまざまなアニメの表現が楽しい、が自分にはひきだった。おそ松さんとかにちょっと似ている。ベタ、王道、パロディ、漫画的表現のみならず、実写も出てくる。クレイアニメも大好き。ぼっちちゃんはぴんくの髪の美少女のはずだけど、たいてい不安な不景気な顔しているし、すぐにしょっちゅう顔がめちゃくちゃになる。すごい。モンスターだ〜!、といってモンスターになってどっかーんと火を吹くとか、めちゃくちゃ楽しい。


 終わってみれば、「音楽やべえ」もあいまって、完成度が高すぎる幸運なアニメになってしまった。いろんな記事を読むと、アニメ化にあたっては、いくつかの驚きがあった

  • ずいぶん早くから準備されていた
  • ばっさりきった要素もあるらしい
  • 4コマをもとに、増幅追加されたアニメ的シーンが豊富


 こんなに「原作」に対してうまく脚色され、かつ音楽もめちゃくちゃいい!みたいな結果になること、どれだけのお金と人材で成り立つのだろう。


 そこがすごくふしぎなのだ。長期にわたる、分業プロジェクト。どうやって、音楽やアニメのイメージ、意識をそろえていったのだろう。原作からある程度かえるということはそのイメージの共有化がいる。それがこんなにうまくできることもあるのか...。
 原作とアジカンASIAN KUNG-FU GENERATIONというバンドへの、大きなリスペクトと愛情が基本だとは思うが、それだけでうまくいくなら、みんなみんな成功するプロジェクトになるわい。進行上の秘訣とか必殺技とか、地道ななにか、があったなら、そういう裏話もでてこないかな。音楽面のインタビューは大量にでてきているけど、なぜかアニメを作る側のそれらはあまりないというふしぎ。(ある個人がめちゃくちゃがんばったからだよ、みたいなはなしになるのかな)


 髪の色がピンク黄色青赤の女の子たちのバンドもの、なんて、全然見る気がなかったけど(ど偏見)、再生したら、わりと最初から見入っていたと思う。


 あらゆるジャンルの楽器に挫折した人、している人、これからちょっと夢見ている人、ロックを聴いていた人、ロックなんて知らない人、みんなまさにだまされたと思ってみてほしい。


( ´-`)。o 0(……商品は高いねえ)

原作は品切れ中