シューマンのオラトリオ、と書かれていた気がする。そんなのあるんだ、とぐぐってみた。Wikipediaによると、2つあるらしい。
- 楽園とペリ 作品50
- ばらの巡礼 作品112
『楽園とペリ』はわりと有名なようで、普通に検索するとこちらばかりがでてくる。どちらも全然知らなかった。
そもそも。
シューマンは、19世紀前半のドイツの作曲家。ピアノや歌曲が有名。オケの曲も地味だけどわりといい。妻のクララ・シューマンは才能豊かなピアニスト。縁が深い音楽家はなんといってもブラームスだが、メンデルスゾーンなどもあれこれ。
オラトリオは、形式としては以下のような感じ。
- たいてい大規模
- 独唱や合唱の声楽、オケ。合唱やオケが2セットあったり。
- たくさんの曲で構成され、長丁場。各曲は、全員だったり、オケの演奏だけだったり、独唱だったり合唱だったり、独唱同士のの掛け合いだったり。
- 物語があって登場人物もいるが、オペラのようにお芝居はせず、常に演奏会形式。
舞台セットやお芝居はない演奏だけのオペラ、とイメージしたらだいたいあってる。
Wikipediaのオラトリオ - Wikipediaの、「主なオラトリオ」はざっと一覧で眺められるほどしかないが、シュッツのクリスマス・オラトリオがぬけていたりするので、もっともっとあるはずである。
そのうち聞いてみる…。