茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

Gapで60%オフで買い物した

 連休の最終日、わたしは再びGAPに来た。ゴールデンウィークは50%オフで、会員登録していると60%オフになるからだ。数日前、同じ連休の前半にいちど同じ場所に来ていた。試着をして決めたのに迷って買わなかったが、やはり気になってまたきた。
 当然だがめちゃくちゃ混んでいた。レジの行列がすごいことになっていたが、波があることは知っている。先にゴールデンウィークって何ですか? ということでメンズを物色。メンズはTシャツがたくさんあるが、1/3が堂々GAPのロゴ入りで、目に着くところにおいてある。がそれらはおいといて。最初に目に入ったものは、すでにサイズがない。考えることは皆同じ。前回着たときなら選び放題だっただろう。gapもh&mもメンズはそんなにとんちきなものはない、洋服のベーシックなかたちやデザインのものが多いので、あまり悩まない。素材や色を変えて選ぶ。さてもうひとつ、リネンも気になっていた。メンズは何故かコットン50%とリネン50%しかない。悩んだがとりあえずショッピングバッグにいれて、自分のを探しに行く。
 今回はおちついて試着する。2サイズずつ。そこだ。サイズだ。リネンのシャツは既にだいぶサイズが限定されてきており、いいなと目に着くものはたいていサイズがない。
 2回試着にいって、買うものを決めた。買おうと思っていたリネンのシャツのサイズが小さいほう(前回は大きいのを買おうとしていたが。さて)、Tシャツやタンクトップとジーンズ。
 自分が悪いのだけど、なかなか体型にあるものをみつけられない。gapはみんな基本ワンサイズさげて買うが、かといってからだにあうわけではない。デザインによってはSでも大きかったり、Sでもぎゅうぎゅうで着られなかったりする。下半身はもっとややこしい。あるサイズだと小さくて、1つあげるとぶかぶかでおかしい。
 痩せろよ。
 そう思う。ぐーぐぐーの人みたいに痩せねばならないと思う。
 せめて、ジーンズはきつめのを買った。最近ハイパーゆるゆるのしかはいていなかったからだ。それがよく吟味したら、2サイズぐらいでかいのをはいていて、バカだなあと思っている。反省。
 Tシャツは次回ということで大量購入は見送り。どうせ、また、行く。でも次は夏のバーゲンになっちゃうのかな。そこまで待っているとへなちょこの商品しか残っていないと思われるので、5,6月のあいだに5%オフ程度で買わねばならぬかもしれない。
 いやしかし、今回、発見した。「毎月最初の7日間はgapメンバーは10%オフ」だと? まじでか??? 毎月なのか?? うわー知らんかったーー。
 なので次は6月の頭にいって真夏ものを物色しよう。

小津安二郎のすごさがよくわからんけど

小津安二郎はえらい有名な映画監督だ。いまはデジタルリマスターの映像が増えて、だいぶみやすくなっている。

 

でもなにがどうすごいのか、すごく難しい、わからない。敷居は高い。芸術的な映画なのか? そうでもないらしい。

 

ネットで小津安二郎の映画がなにがどうすごいのかと検索してみたが、検索キーワードも不足しているせいか、うまく説明している文書にたどりつかない。ただ、なんとかのランキングが一位とか、好きな作品一位とか、いろいろすごそうなのはわかる。

 

でもわかりにくい。白黒だし。淡々として、画面に動きがないようにみえる。役者が不自然に動きを止めているようにすらみえる。台詞ははっきりくっきり、淡々としてるのに、ふっとこちらのなかに入ってくる。

視線の低さが有名だけど、そればかりというわけでもない。

 

そんなわけで、小津安二郎の映画はいっけんチンプンカンプン。

だが。

しかし。

ちょっとぼやっとみているうちに、気がつけば圧倒的に圧倒される。映像の連続がいつのまにか自分のなかに流入してるとか、自分がその継続的なものにのみこまれるような。独特の感覚。

 

癖のある美味しいたべものみたい‬。食わず嫌いではずっと避けるけど、おそるおそる食べてみるとじわじわと美味しさにはまっていく。

 

毎回、よおっし小津安二郎だあ!、とかじりついてみるわけでないし、最初から最後まできちんとみたことはない。

 

そういうところも珍味の美味しいものと似ている。

 

ハムナプトラ1と2とか観た

 さいきんなんとなくみかけたスコーピオン・キングと、ハムナプトラの1と2。

 1は1999年の作品、2は2001年、3は2008年。
 1はそこはかとなく漂う昔の冒険映画のような不思議なB級感も魅力だったのに、2はどうしたことかブラッシュアップされすぎていて驚いた。よほど1がヒットしたのだろうか。

  • テンポ感が良くなってしまっている
  • CG?とか VFX??がともかくすごいことになっている
  • 話もスケールアップ
  • 登場人物も増えている
  • ギャグ要員も増えているが溜めがあまい(サクサクしてる)

 公開当時話題になっていた記憶はあるが、まあしかし、こんなに差があるとはと驚いた。


 そもそも、Wikipediaによると、1932年の映画『ミイラ再生( The Mummy )』のリメイクかリブートであるらしい。昔すぎる。見たい。気になる。ついでに今年は、あのトム・クルーズで再度映画化( The Mummy )される。


 日本で「ミイラ」といえば、それなりの気持ち悪さを伴うが、「マミー」というとその緊迫感はまるでない。「英語でミイラはマミーだよ」と言っても、不気味さはかもしだせない。(ミイラはもとはポルトガル語らしい)「マミー」じゃ何をしてもほんわかしている。「ハムナプトラ」は物語にでてくる都市の名前だが、これを映画のタイトルにしたのはうまい。古代ロマン冒険活劇的にはまってる。


 トム・クルーズの新作は、いまのところの情報では、最近のトムの作品のとおり、ぎりぎり身体はってるアクションものらしい雰囲気。ハムナプトラ1は昔のハリウッドの映画みたいなレトロな男女の会話や雰囲気もあるけど、トムがそれをする気配は、予告編の範囲ではない。ないうえに、敵キャラがいまのところはソフィア・ブテラが前面にでている。はていったいどうなることやら。
 実はまさかタイトルが同じだけで、32年のリメイク、リブートというわけじゃないのだろうか?
(この映画はすでにたくさん予告編がでているけど、さいきん多い、見せすぎじゃないの予告編なので、予告編みただけでお腹いっぱいになるかもだ。ご注意)


「遺跡を発掘して邪悪なパワーをもったものが復活して世界に危機が迫って主人公たちがなんとかして阻止する」というのは、冒険ものの一つのパターンのようになっているのだが、その元祖がそもそも32年の映画なのだろうか? それよりまえに小説などがありそう。「古い墓地を荒らして呪いが」というのは、より古典的。


 ところで『スコーピオン・キング』(2002年)だ。午後ローであったのだが、ハムナプトラ2のスピンオフなのだが、強烈にB級である。


 ハムナプトラ1(なんとなくみたことがある) → スコーピオン・キング →ハムナプトラ2


 という順番で見たので、スコーピオン・キングのB級感からしても、ハムナプトラ2の冒険映画としての豪華さ、まともさはメガテンだった。スコーピオン・キングは、スピンオフだから、にしても、したって…時間も短いけどさ…午後ローだけどさー…


 さてパート3を見たら完走だが、2008年だし、舞台もエジプトじゃないし、ヒロインはかわってるし、またB級かな〜と思ったら、ジェット・リーで。いやだからこそB級かな。でもハムナプトラ2は普通に面白い。子どももでているし、家族で楽しめるのではなかろーか。


 スコーピオン・キング2もある……ビデオ映画?らしい。


『海街diary 8 恋と巡礼』買った読んだ

 非ネタバレ。


海街diary 8 恋と巡礼 (フラワーコミックス)
吉田 秋生
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売り上げランキング: 8


 書店に平積み3列。即座に購入。気付けばもう8巻……。いろんなエピソードが変化して、終わりは近いけど、10巻で終わるかな。もしかして次で終わりかな。


 毎回、どこか一カ所ものすごい大号泣するツボがあるんだが今回もまた。うっかりドトールで読みながら、前回も電車の中とかで開いてしまったとひとりで焦っていたわと思い出す。学習能力がない。


 この作品のテーマは「愛と死」なのかなといまごろ思った。美しく豊かな日常と、年頃の娘さんたちの恋愛と、死や喪失。今回チカちゃんのエピソードがすすんできて、いままでそういえば、死ぬとか病気とか失う話ばかりだったな、と気付いた。恋愛も序盤はそうだった。しかしあれこれギャグもしっかりさしこまれるので、読んでいて疲れないし、押しつけがましくない。全体で深く味わいが増してくる。累計320万部らしいが、少ない、少なすぎる。少ないのは「少女マンガである」からかな、と思う。吉田秋生萩尾望都と同様に、もう完全にジャンルをふりきった作品を描いていても、少女マンガなのだ。8巻のあのあれなんて、「きゃー!!!!」ですよ。もうねぇ。意外といままでそういうシーンなかったのに。ここぞというところの美しさはもうメロメロです。マンガが好きといいつつ、もし少女マンガというだけで距離を置いているおっさんは、いますぐ大人買いしたほうが身のためだぞ。


 こんなに単行本の一冊ごとに読みごたえのあるマンガはない。巻でひとつのエピソードではないのに、それぞれの話で面白くて、一冊で面白くて、もちろん全体でもぞわぞわするほど面白い。1コマの積み重ね、1頁の積み重ね、話の積み重ね、1冊の積み重ね、重りあって合わさって編み上げられ、全体の大きなじわじわ続く何度でも読めてしまう感動になる。


 なんどでも誰にでも無限におすすめする吉田秋生の『海街diary』。『BANANA FISH』も『ラヴァーズ・キス』もあれもこれもオススメだけど! 今年の冬には作者の画業四十周年記念本がでるらしいです。わおおおおおおおーー

ゴスペラーズのイベントをみてきた

 デビューの頃から知っているし、シングルもアルバムも何枚か買っているし、一度はきいてみたいと思いつつ、ライブに足を運んだことがない。ラゾーナ川崎のイベントにいってきた。しかししかし、朝から小雨でしかも極寒。この寒さがすごかった。頭がおかしくなりそうだった。せっかくのうたもふりかえると、濡れるとか寒いとか気が散っていて、あまりきけてなかったなあと反省。


 はじめてきいた5人の歌唱は、悪条件だし音響はあまりよくないけれど、重なる声のふわふわと心地よい層がうみだす揺らぎがとても心地よかった。姿がみえたのはおもに村上さん、安岡さん、後半が酒井さん。黒沢さん、北山さんはほとんどみえなかった。会場に15分前についたので当然ですが。うたを聞く分には問題ないだいじょうぶ。みえていたほうが動機はあがるけど。
 ラジオのイメージでは、坂井さん、安岡さんがしゃべるのかなと思っていたら、基本的に村上さんだった。オープニングが大変よかった。あそこでのイベントは開始は2,3分遅れが多いのだが、速攻はじまって、しかし穏やかで村上さんの冒頭のMCがとても誘う感じがよかった。村上さんはいわゆる仕切るぜという感じではないけど、よく通る太い声で、話し方もゆっくりめで、話している内容などがぜんぶ聞き取れた。他の皆さんは話し声が小さくて早くて寒さもあってほとんど何をいっているかわからなかった……。


 ゴスファンの方々はじいっと凝視して集中して聴いている女性が多かった。アルバムがでてすぐのせいもあるだろうけど。でもペチャクチャしゃべってるうるせぇな人たちもいた。まぁどこのファンにもいるもんです。曲の最後の最後の一音が終わるまで拍手などフライングなしなのは、ある種の厳格さを感じた。ケミふぁんは早すぎるところで拍手したがる人がいてイヤではあるが、クラシック並みはそれまたすごい。


 アカペラはもちろん、たとえ伴奏が録音音源でも、個性や音楽のゆらぎや気配がある。マニアックさと親しみやすさ、かっこつけるけど自然体、大人の魅力と永遠のニアミスした青春。なぜかなんだか、いろいろ連想させるんだよゴスさんたちは。



 今回の新譜。

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 過去のイチオシアルバム

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 過去のイチオシの一曲

告白
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