茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

ハムナプトラ1と2とか観た

 さいきんなんとなくみかけたスコーピオン・キングと、ハムナプトラの1と2。

 1は1999年の作品、2は2001年、3は2008年。
 1はそこはかとなく漂う昔の冒険映画のような不思議なB級感も魅力だったのに、2はどうしたことかブラッシュアップされすぎていて驚いた。よほど1がヒットしたのだろうか。

  • テンポ感が良くなってしまっている
  • CG?とか VFX??がともかくすごいことになっている
  • 話もスケールアップ
  • 登場人物も増えている
  • ギャグ要員も増えているが溜めがあまい(サクサクしてる)

 公開当時話題になっていた記憶はあるが、まあしかし、こんなに差があるとはと驚いた。


 そもそも、Wikipediaによると、1932年の映画『ミイラ再生( The Mummy )』のリメイクかリブートであるらしい。昔すぎる。見たい。気になる。ついでに今年は、あのトム・クルーズで再度映画化( The Mummy )される。


 日本で「ミイラ」といえば、それなりの気持ち悪さを伴うが、「マミー」というとその緊迫感はまるでない。「英語でミイラはマミーだよ」と言っても、不気味さはかもしだせない。(ミイラはもとはポルトガル語らしい)「マミー」じゃ何をしてもほんわかしている。「ハムナプトラ」は物語にでてくる都市の名前だが、これを映画のタイトルにしたのはうまい。古代ロマン冒険活劇的にはまってる。


 トム・クルーズの新作は、いまのところの情報では、最近のトムの作品のとおり、ぎりぎり身体はってるアクションものらしい雰囲気。ハムナプトラ1は昔のハリウッドの映画みたいなレトロな男女の会話や雰囲気もあるけど、トムがそれをする気配は、予告編の範囲ではない。ないうえに、敵キャラがいまのところはソフィア・ブテラが前面にでている。はていったいどうなることやら。
 実はまさかタイトルが同じだけで、32年のリメイク、リブートというわけじゃないのだろうか?
(この映画はすでにたくさん予告編がでているけど、さいきん多い、見せすぎじゃないの予告編なので、予告編みただけでお腹いっぱいになるかもだ。ご注意)


「遺跡を発掘して邪悪なパワーをもったものが復活して世界に危機が迫って主人公たちがなんとかして阻止する」というのは、冒険ものの一つのパターンのようになっているのだが、その元祖がそもそも32年の映画なのだろうか? それよりまえに小説などがありそう。「古い墓地を荒らして呪いが」というのは、より古典的。


 ところで『スコーピオン・キング』(2002年)だ。午後ローであったのだが、ハムナプトラ2のスピンオフなのだが、強烈にB級である。


 ハムナプトラ1(なんとなくみたことがある) → スコーピオン・キング →ハムナプトラ2


 という順番で見たので、スコーピオン・キングのB級感からしても、ハムナプトラ2の冒険映画としての豪華さ、まともさはメガテンだった。スコーピオン・キングは、スピンオフだから、にしても、したって…時間も短いけどさ…午後ローだけどさー…


 さてパート3を見たら完走だが、2008年だし、舞台もエジプトじゃないし、ヒロインはかわってるし、またB級かな〜と思ったら、ジェット・リーで。いやだからこそB級かな。でもハムナプトラ2は普通に面白い。子どももでているし、家族で楽しめるのではなかろーか。


 スコーピオン・キング2もある……ビデオ映画?らしい。