半年に一度通院している病院が、圧倒的に空いていた。薬局もすごい空いていた。いっけん、病院のスタッフの人と、区切りや感染症や新しい受付システムの注意書きや案内の人がが多いせいで、にぎわいがあるようにみえたがウソだった。曜日による多少の差はあるにせよ、ぜんぶ待ち時間が、3分の1以下だった。とにかく高齢者がいなくて、自分と同じような中年の姿がめだった。40,50代の、男性、女性。
本来そういうちょっと大きい病院なのだ。
近所の民度の高いであろう地域の高齢者が、暇つぶしに通っていたのだ。そういうのを牽制するはりがみずーっとずーっと貼られていたが、なんの効果もなかったのだ。ひどい話だ。
でもそういう人たちが、病院の儲けをささえていたのかしら、とも思う。
まあまあお高い病院で、産科にくるひとたちの生活の余裕感といったらない。自分は婦人科なので、待合スペースは、まさににたようなおばさんしかいなくなっていた。産科も人が減ってるとはどういうことなのか。単なる人手不足か。一時期ほんとに産婦人科の先生がいなくて大変そうだったけど、それはだいぶ無理の話のはずだ。
感染症の患者を受けいれている病院が赤字で大変だという。
内閣も行政もクズクズしい。
いろんな欠点がどんどんでてきて、だらだらと続けていた慣習が見直されるのは、わるいことばかりではない。
人に迷惑かけずに老後を生きるなんて無理だけど、どれくらいが迷惑でどれくらいが迷惑じゃないんだろう。老後になったときは、自分ではもうその判断はできない。できるひとは、1割か2割ぐらいだろう。そちらの人には努力してなれるものだろうか。お金も知識も関係なさそうだものね。