茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

輪島の思い出、すごく昔の

 40年くらい前に、輪島に行ったことがある。親1の実家が、金沢で、祖父母のどっちかのルーツが、輪島だった。親1は幼い頃は、夏になると輪島の家に行き、海で遊んで過ごしていたらしい。(運動神経悪いのでこの話もいま思うとあやしい)それを一度だけ、体験しにいった。


 そこで覚えていること

  • あるお家のお世話になった。おばさんと、興奮しっぱなしのポメラニアンがいた。ポメラニアンを生でみたのは初めてだった。
  • 海はめちゃくちゃ綺麗で、海に沈む夕日を初めて見た
  • 浜辺から見えるところに岩場があり、親1はむかしはそこまで泳いでいったという。ほんとかなー


 いまとなっては、わからないことだらけ

  • 金沢から輪島まで、どんな交通機関でいったか記憶にない
  • 輪島が祖父母どちらの関連かわからない
  • お世話になったおばさんはどういう関係かわからない
  • ポメラニアンは「ハッハッハッハッ、キャンキャンキャンキャン」をずっと一定期間で繰り返すマシンみたいになっていてすごかった。今思えば、見知らぬ他人が退去して訪れて、興奮していたのかもしれない。
  • 親1は同行していたはずだが、その他のメンツが全然思い出せない


 自分は幼少期は九州の太平洋側に住んでいた。だから海は陽が上る場所だった。
 輪島の海は信じられないほど透明度が高くて、海に沈む夕陽が、ずっとキラキラ輝いていて、いまもまぶたに焼きついている、といってしまうくらい。昼間は青い海だったとはずだが、陽が傾き始めると、ずっと黄金色に輝いていた。


 むかしの記憶はそれくらい。それ以降に能登半島にいったことはない。
 親も、それきり輪島までいったことはないかもしれない。でも親2は穴水とかになにかの用事でいっていたような気はする。それを親1と親2に、聞いてみるべきなのかどうか、ぼんやり考えている。一応親1の故郷エリアではあるが、親1にしても、それはもう半世紀以上昔の話だ。どんな記憶があるか、わからない。あの被害の大きいあたり、親戚がたくさんいるよねえ、なんてわざわざ煽るようなことをする必要はないんじゃないかとも思う。心を痛めているのは確かなんだから、いまそんなふうに不安を煽るようなことをいうこたあないわ、と思っている。