茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

ネットはもはや匿名ではない

 ネットはもはや匿名ではない、いやそもそも最初から、匿名ではなかった。
 Chromeを起動してユーザーの選択を求められたときにそんなことがよぎった。


 その傾向はどんどん進んでいって、匿名のつもりで何かをしでかそうというのは、無理な時代がくる。Twitterのようなものも、匿名の適当なアカウントはもう作れなくなる。多少は書き散らすことができるSNSもあるけれど、どれも小規模で、2chほどにも育たないし、かつてのTwitterほどにもならない。
 陰謀は集まれるところに集まって、にえにえにつまっていく。もうそれはいろんなところで起きている。


 匿名でないということは、みんなが本名で活動しろということではない。ペンネームをで本名非公開の創作する人はたくさんいる。適切なルートを使えば、すぐ本人を確認できるということだ。その身元が開示要求者に必ず通知されるわけでもない。
 匿名ゆえに利点や面白さももちろんある。やったことないけど、オンラインゲームで、性別年齢がわからない状態で、その世界で交流を楽しむのは、とても面白くて楽しいと思う。性別や年齢、住む場所などでの先入観がないのはすてきな世界だ。それでも良くも悪くも思いがつのれば、表に出ろや、とはなってしまうので、好き放題にやっていいとか、トラブルのリスクがないわけではない。


 無関係なところで、現実から離れたところを、悪意の吐口にはしていけないということだ。
 かんたんに愚痴を言える場所があったから、ずっと立ち止まっているのかもしれない。