茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

fitbitをつけてCHEMISTRYのライブへ行くとどうなるかというライブの感想

 3/6月曜日、中野サンプラザ
 今回は前が通路、右が通路、という非常にリラックスできる席で、ただし片足は落ちそうなのでそこは気を付けながら、楽しんだ。


 2曲目で(だったよね?)新曲ほんとうに新曲のakatsuki。ッチョーーーーいい曲で、テンションめったくたに上がった。歌詞もメロディもアレンジも歌い方も、ぜんぶいい。個人的に大好きな要素が連なっていて、最高だった。ふりつけがほしい。
 最高のスタートの上に、かつ、久しぶりに、非常に久しぶりに、二人ともベストコンディションで、「ああ、この人たちこんなにうまかったっけ」といまさらまた思った。


 きてくれるだろうと期待しつつでも人気者だしなあ、と思っていたら、本当にDa-iCEのふたりがきた。その前にのふりのMCがよかった。

 新曲は2人バージョンを聴いていただこうかと
 いいや無理でしょ!

 ここは段取りあったのかな。むろん2人バージョンでも美味しい、4人なら祭りだ!! なのでどちらにせよ気持ちがあがっていくというMC、すごくないっすか。(スパロウズの次の曲があれっていうのはあまりにも大人の選曲だなあとは思いましたが、でもそれはそれでよかったです)


 なんだか、最初のほうでakatsukiを聞いたせいか、多幸感が全力全開。セットリストがすごくよい。
 こんな時代に、エンタメが、歌が、何ができる? そりゃもう「幸せな気持ちになってもらう」でしょ!、というかんじ。歌は鼓舞でも慰めでもなく、圧倒的「多幸感」がやはり最強です。バリエーションが豊かだからこそ、それも生きてくるわけですが。
 いやほんとに、すごいよね。
『Let's Get Together Now』は勝手に信念を感じている。いまこれを歌ってくれるのは、非常に勇気づけられる。


 そして個人的に前回までとはちがって、ぼざろにはまりきったあとなので、ステージ上でこのひとたち2時間ずっと演奏してずっと歌っているわ…という大原則大基本の感動も、じんわり堪能してしまった。


 冷静に考えるとほんと2時間以上とか意味がわからない。どれだけの運動量、カロリーなんだろう。若いうちは体力はあるが表現力や技術力はない、年をとれば表現や技術は上がるが体力は低下する。というてもね、40代、50代は音楽家としてはピークだおそらく。Da-iCEのふたりも、まだこれからもっと良くなる。かつてのケミちゃんたちのように、表現力のバリエーションがもっと増えるだろうなと思った。彼らも十分にうまいけど、さすがにCHEMISTRYの二人の方が、キャリアの分だけ、技術というか、そういうものをたくさん持ってそうだなと思った(おそらく当人たちがそれを列挙したりはできないだろうけど)。歌唱は素人からすると、もっとも技術的なことをイメージしにくいけど、プロのボーカル同士で、そういうことの話をする機会などあるのかな……、いやぜったいにないだろうな、いそがしすぎて。まだパンデミックだし。NHKとかで、ボーカリストはどうやって歌っているんだ取材とかやってくれないかな!、各ジャンルのいろんな歌上手いひとの歌唱時の身体や脳の活動の記録をとってみてほしい。ケミちゃんたちはいまさらだがいわゆるいかにも歌が上手い体型でもないので、(オペラ歌手のようにでかい体型とかではない、はず)どうやって声をだしてんの?という謎が昔からあり。とりあえず腹筋はバキバキなのかな。そうなんだろうけどな...(真剣)


 最近にしては珍しく2時間超え。なんだか短く感じた。


 アンコールで、もしやトークはあるかもしれないなと思っていたが、Da-iCEのふたりがグッズのTシャツをきて登場。他のアーティストのグッズTシャツきて、登場とは。すごい。御光がさして見える。徳が高い。尊い。(ケミちゃんもDa-iCEさんのライブに登場するときはぜひしんどいっていいながら着てほしい)そしてまさかの?!まさかの!、まーさーかーの!、もう一曲。ふたりの歌のすばらしさはもちろんだけど(天下とった楽曲もつオーラ)、CHEMISTRYのふたりも、Da-iCEのふたりの歌唱や曲に触発されたかのように、まさに新たな化学反応が煌めいた瞬間で、すばらしかった。ただひたすらに、


 ありがとう、圧倒的感謝……!


 そこで、シュンスケさんのピアノもすごかったん!だよ!! めっちゃかっこよかった。最後にこんなピアノ!! ウギャーー!!って しびれまくり。かけもちファンの人はラッキーすぎてキャパオーバーしやしなかったかい…?


 それでfitbitをつけていたわけだが。ちょっと前に購入したやつ。
「いちどやってみたかった」ライブでどれだけ心拍数があがり、どれだけカロリーを消費しているのか??チャレンジ。
 結果としては、さすがにもういい年なので、そーんなにめちゃくちゃに脂肪が燃えていたわけじゃないけど、まあまあテンションが高い状態が続いていた。一箇所だけ120を超えている瞬間があった。19時25分ぐらい。どこらへんですかねえ? そもそも心拍数が上がればそれはカロリーを消費したことになるのか? わかりません。


 ふりかえれば、デビュー当時の彼らは、2時間カラオケでは歌えたとしても(それはそれですごいが)、ステージで歌うことはもちろん、プロのミュージシャンとしてお客の前でふるまうことなど、なあんにも知らなかった。自分はオケや合唱の経験があって、ど素人でもステージで演奏することを多少知識として知っているのだが、彼らはホール、ステージ、楽屋とか、本当に何も知らなかったかもしれない。どれくらい経験をつんで、ちょっとわかってきた、とか、しっかり歌えたり、パフォーマンスできるようになってきたんだろう。ファンからみたら、face to face あたりがほぼ一旦満点になってしまって、完成度が高くてその先どうなっちゃうのなんて心配していたわけだが、それは3〜4年ぐらいだったのか。うーむ。いまは万事において、酸いも甘いも嚙み分けるプロになってしまったんだろうけど、基本的には人見知りとか遠慮しいなところがあるのかな〜?と思った。



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