茶ぶろぐ

40代のライフスタイル@TOKYOブログ

年末らしいことをなにひとつしていないが

 12月に風邪で寝込んだせいで、年末らしいことをしていない。それどころかクリスマスもワインはなかった。それは悲しいので、正月用にはワインを買いたいのだが、買いに行けるかわからない。12月の頭に通販で買おうと思っていたら寝込んだのだ。


 年末らしいことってなんだろう。クリスマスの準備、クリスマスのご馳走、大掃除、年賀状、年末年始のご馳走の準備。
 クリスマスがいるせいでややこしくなっているのは間違いない。


 自分の親は、えらかったんだな、を通り越して、極めて優れてそういうことができる体力と才能がある人だったんだな、という認識に変わってきた。自分は怠け者ではない。自分には無理だ。親はすごいんだなと思っていたがそうではない、全然違うのだ。そもそも3人子育てした時点で、かなり頑丈というかそういう方面のスペックが高い。それは一般的によくできた大人ということになる
 そういう人がやっていた年末進行を、まったく体力も気力も能力もない自分が、ぼんやりと見様見真似の雰囲気だけで真似しようとしてたのが、そもそも間違いだったのだ。

 親にできることが自分にできるわけでなく、上の子ができることが下の子ができるわけでもない。


 と思ったら、安心したというより、腑に落ちた。向かないことを、できないことを無理にやろうとしていたのだから、うまくできるわけがない。


 幸い、いまは以前より掃除や片付けが5%くらい改善して、大掃除ぽいことをあまりする必要がない。換気扇などは暖かい時期にやる。そもそも大掃除だけやってもしょうがないのだ。それだけで改善する程度の無秩序ぶりではない。服は少し減らせたが、本は恐ろしいままだ。だから無理して大掃除などしなくていい。


 最低限のやりたいことだけをする。鏡餅、玄関のしめ飾り、かまぼこ。
 あとは年末年始の酒と食べ物をどうにかしたい。流石にスーパーが閉まるから。でもコンビニはあいているね…。


 簡単にいえば伝統は潰えてしまったわけだが、雑煮や煮しめはの味は、日々食事を作る自分の舌にはきっと受け継がれているだろう。あの味が食べたいといっても、絶対に同じにはならないほど、とっくに年をとってしまっている。


 正月はまあまあ大事だが、夏至冬至春分秋分を大事にしたほうがいいんじゃねえかな、と勝手に思い始めている。クリスマスなんかとくにいつでもいいし。正月も真夏も気候が厳しいし。みんながそれぞれの土地で、気候がいいときに集まるような習慣になれば、休みも消費活動も分散できるんじゃねえかな、と考える。


 年賀状は年明けにやろうかねえ...。初めてのパターンなのですこドキドキしている。