高校の金融教育は「ライフプラン」とか「家計管理」から始まるらしいんだけど、いやそれちがうだろ、と思う。高校生の自分だったら、もうやる気がなくなる。
そういうものがないひとは「マネーリテラシー」なんていらないんだな、と思っちゃうじゃん。
現実はそうじゃない。お金の知識はないと、生きていけないのが現実だ。搾取されるし、お金がなくて健康を損なったら死ぬしかない。死ぬのも簡単ではない。いまはそういう社会だ。
人は明日勝手に死んでいいわけでもないので、読み書きそろばんとはよくいったものだ、「そろばん」の部分が、マネーリテラシーで、お金に関する知識は持っていないと死ぬのである。あと、「換気」とか「衛生」とか、いろいろまだまだあるんですけど。
「ライフプラン」からはじまる教育なんて、本当にダメな感じが炸裂していておかしい。そりゃやっているうちに、そういう話は避けられない。結局は、お金をどう使うかというのは、その人の生き方と関連してくる。
それでも死なないために、なるべくダメージを減らすために「これだけは身につけておけ」と教え込むのが学校教育だ。
- お金は使ったらなくなること
- ただではお金はもらえないこと
- だまされないこと&簡単にお金は得られないこと
- 日本は資本主義の国であること
- 税金などを払うこと・社会の仕組みもいろいろ一応あること
これぐらいが入り口じゃない?
高校生にライフプランとかほんとアホだ。そりゃなかには、自分の夢や道がもう定まっている人もいるだろうけど、全員がそんなわけない。
いまはとくに未来に楽観的な希望がもてない。それとも、学校ではせっせと、真面目に勤めて結婚して子供を産み育てましょう、という教育をやっているんすかね。