茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

ブルーボトルコーヒーでマグカップで飲む

bluebottlecoffee.jp

 ブルーボトルコーヒーというお店にいってみた。ミーハーなので以前から気になっていたが、遠出をしたり並んだりするほどではない。ついでがあって、品川店にいった。


 ブルーボトルコーヒーはなにかというと名前の通りコーヒーショップで、スタバのようでもなく、純喫茶でもなく、ドトールでもないところである。一杯ずついれてくれるので、しばしまつ。
 注文のときに、紙コップかマグカップかきかれて、席の確保はできていたので、当然のようにマグカップにした。スタバでもマグカップで頼む。
 それが来て驚いたのが、透明な丸っこいマグカップだった。そりゃ、注文するときに、レジで、アーティスティックに並べられた容器見本をみたのだけど、ワインを飲んだ後だったせいか頭がまわっていなかったらしい。
 なぜ透明な、と妙に驚く。ちょっと持ちにくい。


 味はふつー。
 おいしいほうだと思うけど、イタリアンのあとだったので、ちょっと弱かった。エスプレッソにすべきだった。今度はエスプレッソ飲んでみる。


 周囲を見回すと、みんな紙コップで飲んでいた。そうじゃないと、あのブルーボトルの絵がはいっていない。マグカップは透明でロゴもなにもないのだ。フォトジェニックじゃない、インスタグラム的ではない。


 まあどうしてあんな立派な場所に出店できるかよくわからない。よほど大きな資本があるのだろう。お店は広くはないがシンプルなこだわりぬいたデザインてゆーかんじで、セレブ感増し増しになったクイーンズイセタンとまあまあマッチする。


 スタバばかりなので新しい店はうぇるかむだ。目下のところは、これくらいならホノルルコーヒーはいんないかなと思った。いや、また行って酔っぱらっていないときに飲んでみるけど。

無印良品でリピートしているオイル

 無印良品はさまざまな商品がある。それ故に二度と買うかゴルァ!!!、とキレるものもあれば、なんとなくリピートするものもある。リピートするには「なんとなく」が大事だ。「これこれ、すっごいいいの、オススメよ!」なんていうテンションだと、あんがい続かない。だらだら、なにもかんがえず買うようになるのが理想的である。全然考えなくなると、印象に残らない。よって、多少は考えつつリピートしているものについて書く。


 それはアルガンオイルである。
www.muji.net

 30mlで1800円。無印良品のなかでは高額商品。最初買うときに迷ったが、店頭でお試しできるのも良かった。
 100ml 4200円もあるが、小心者で買えていない。


 アルガンオイルがいいんじゃまいか?、と思い始めたのは、スペイン旅行のお土産をもらったときである。オイル配合のクリームみたいなものが、よかったのだ。有名ブランドではないので、おなじものは買えない。日本で買えるものを買おうかなと思ってさがしたが、そもそも、アルガンオイルというだけでけっこう高い。だがなるべくシンプルなほうがいい。と探していたら、なんと無印にあった。
 使ってみると、なかなかまあまあいい。すごくいいわけではないが、妥当な感じである。というか他のアルガンオイル商品をしらない。つい最近、わりと有名なオシャレな商品をみつけて店頭で試してみたが、50ml 3500円ですごくいいかどうかわからない。
 何につかっているかというと髪の毛だ。2,3プッシュを手に伸ばして、髪にのばす。それでなんとかなる(なってない)。


 整髪料をつけるのが苦手だ。髪についているのが苦手というわけではなく、手についたのを落とすのがすこぶる面倒臭い。手が荒れるし。


 アルガンオイルはあうあわないがあるようですが。
 なるべく髪につけるものを少なくしたい方、お試し下さい。顔もからだも使えるらしいから。

コショーまたはペッパーあるいは

メモ。

 

ホワイトペッパーだと思っていたものがコショーで、コショーだと思ってずっと使っていたものがホワイトペッパーだった。

 

コショーを買ってきたので、ホワイトペッパーを買わねばならない、のか?

 

ブラックペッパーとホワイトペッパーを混ぜて使えば、コショーになるのか?

しかしブラックペッパーは粗挽きしかない。

 

映画『メッセージ』観た(とちゅうからネタバレあり)

 映画『メッセージ』観てきた。面白かった。とてもいい映画だった。

www.message-movie.jp


 ネタバレぽい記事をみるたびに薄目にしてクリックする誘惑に耐え、ようやく映画館にいくことができた。


 面白かった、面白かった、面白かった、そして、とてもいい映画だった。


 なぜこの作品が気になっていた理由は、原作が短編(中編)であるとか、賞をとっているとか、エイミー・アダムスやジェレミー・レナーがでていることだろうか。短編が規模の大きい映画になるのは何だか気になる。たいていは小説ははしょられて映画になるものだ。短編だとどうなるんだろう、とか。


 以下ネタばれありである。この映画は、あらゆる映画と同様に、前知識など全然なしにいったほうが、ひゃくおくばい面白いので、未見の方はさやうなら。

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梅雨にカノン

「カノンてなあに?」
「おいかけっこだよ」

 条件反射のようにわたしはこたえたが、無論、正確な定義を知るはずがない。
 

音楽之友社『新訂 標準音楽事典』新訂第1版第5刷(いまは第二版がでている)によると冒頭の部分。

(1) カノンは,ギリシア語で〈教義〉とか〈指定〉とかを意味する。音楽にあっては,もっとも厳格な模倣手法による対位的書式のことである。


 後半が難しすぎる…。(ためしに「対位法」のこうもくをみてみたら、難解すぎて誰にむかって書かれているのか全然んわからない世界だった。そう、むずかしすぎるから、20年以上前に購入してから、ほとんどひらいていないのであるこの大事典)ネットでいろいろ検索して、補足して、自分が知っている範囲の感覚から「おいかけっこだよ」というのである。


 現実世界でおいかけっこをするならば、真似や模倣をするというのは経路だけだが、音楽では「同じメロディを後から演奏する」ということで現実にしていると思われる。そうなると『〈教義〉とか〈指定〉とか』がわかりやすくなる。同じじゃないと追っかけ感がでないのだ。


 わかりやすい例が『かえるのうた』だ。「か〜える〜のう〜たが〜」である。梅雨になると歌ってた? いまでも歌うのか?歌いだすタイミングをずらして、まったく同じメロディを歌って終わる。うまく歌えると何だか楽しいけど、それでどれだけ音楽になるの?、という気分も正直ある。

 
 音楽なので、おいかけっこして同じメロディがずれて重なったとき、あらふしぎ、音楽ぽく聞こえることも大事である。遅れて演奏してガシャガシャしているのではちょっとちがう。だが紳士淑女の皆さんの記憶のなかの『かえるのうた』の輪唱は、ほとんどなにがなんだかわからないうちにおわった記憶しかないだろう。だって他のパートを聴くとつられちゃうし。


 有名なのあパッヘルベル作曲のカノン。三つのバイオリンのパートが、ずれてスタートして、完全に同じ旋律を弾く。ただし最後(いったん〆るところ)は『かえるのうた』のようにバラバラに終わるのではなく、「じゃーん」とそろって終わる。おっかけたパートは、メロディの途中で唐突に「じゃーん」になるのである。ちょっとおちつかなくてむずむずする。
 パッヘルベルのカノンが『かえるのうた』より”音楽”ぽく聞こえるのは、他にも理由がある。チェロとかハープシコード(ピアノ)がついているからだ。実際曲のスタートはそれらであり、聞きやすい旋律を奏でるバイオリンは前奏をきいてから歌い出すように奏で始める。チェロやハープシコードは、ほとんど同じ事をくり返している。


パッヘルベルのカノンのチェロ楽譜を探しています。無料でダウンロードできるURLを... https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13112003273 #知恵袋_


 2小節を延々くり返しているだけ。。恐るべし。


 まあバイオリンも弾いてそんなに楽しい曲とは思えないけど、いろんなBGMに使われるのは、曲の途中適当なところで、「じゃーん」と終わりにできるからという話もあったような。


『かえるのうた』はカノンの醍醐味を味わうにはもっとも身近な例であり、最後に歌い終わる心細さや妙な恥ずかしさといったら他にはない。やはり3パートぐらいいるとちょうどいい。3人そろったらじゃんけんして歌ってみよう。負けた人が最後に歌い出すのだ。ナンダカハズカチー。いちばんうまいひとがやるパートかもしれぬ。