台風が来る前に、のんきにベランダを片付けたりして、結果的には、それは大変よかったのだが。
台風がまさにくる深夜12時過ぎになって、いやこれまじやばいんじゃね…?、と考えはじめて焦ったり後悔した。
何がやばいんじゃね?と思ったのかというと主に2点。
- 何かが飛んできて窓ガラスが割れたら
- 停電になったら
窓ガラスについては(網戸はない)、鉄線の入ってるやつ?なので、ガラスで直接ケガはないだろうけど、しかし、もし割れたら、ごうごう雨風が入ってきほうだいである。それどーすんの??どうすんの?(結論はなし)
停電になったらどうするの? については、結局たいして考えずに、寝たり、起きたり、寝たりして、台風をやりすごした。
やりすごせたから、よかったけど。
おそらく千葉の多くの人も、そんな風に夜を迎え、朝になって昼になってもマジスカ状態だったのだろう。だっていままで台風がきて鉄塔倒れたことなんかないもん。無いよ、ふつう!
それなのだ。「ふつう、ない」のよ。
豪雪地帯に住む人も、台風が頻繁にくる地域に住む人も、地域に適した量の備えをしているだろう。だから「これくらいはふつう」といえる。「これくらい」までは備えている。この人たちだって、その想定を超えた範囲では、大変不自由する被災者になる。
今回については、自分はたまたま運が良かった。停電に対する備えはまったく足りていないことがわかった。自分自身については、もっと備えをしておくべきだったと説教できる。これを、いまそれを被災している人にむかっていうのは愚の骨頂であるのはいうまでもない。言えるタイミングがくるのは、生活が安定して、安心してからだ。
全然足りない。
停電の備えとはなんなのか。
停電するとマンションなので、水が止まる。おーまいがー。たしか下の外の水道はでるから、そこにくみに行く。くみにいくけど、いれものは? オケとか、くんで置いておくオケなんて、くっっそせまい家だぞ、あるわけがない。ちっさいバケツしかないよ。お風呂にためておくのかな…。
どの程度シミュレーションしたらいいのか、はたしてその想定はあっているのか。
備えあれば憂いなしだが、その備えはなかなか難しく終わりがない。