茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

無印の向かいのケユカが

 少し前に、出店したケユカが、閉店セールをやっていた。30%オフが基本のようだ。

 無印のむかいに開店したときは、よくやるなぁ、と思った。無印と差別化してくるのかな、と思った。開店してみると、それはいちおう同じではないが、違いは中途半端だった。

 置いてあるものは、中途半端に高くて、よろしくないものばかりだった。良さそうな雰囲気に見えるが、商品の一つ一つが、とにかく隙がなくよろしくない。キッチン用品やバス周り品はまだましなのだが、食器が多めにおいてあった。食器はあまり売っていないので、確かにその着眼点はよかったのだが。それでも、これは買わない、ものばかりだった。

 質の問題ではなく、デザインがとにかくよくない。中途半端だった。なのに値段は安くない。むしろ高い。それくらいの値段で売れると思っていたのか、売れるわけがない。そういうものが並んでいた。

 別の場所の売り場が広大なケユカは、面白かった。ふつうのケユカにはないものがいっぱいあった。だが閉店する店はそもそも狭くてそういう楽しみはないし、ベーシックなものは、ベーシックなデザインではなく、ベーシックぽいだけで、高かった。30%オフでも高い。

 そういえば、メガなケユカで買ったものは、みなケユカのオリジナル商品ではなかったかもしれないが。

 自分はケユカについて何故か厳しい見方をしている。とにかく高くみえる。たいてい、質はそこまで悪くはないが、なぜふつうの、デザインじゃないの? 変に中途半端なデザインするの?、それでその値段なの??、と喧嘩腰になる。

 でもその店について閉店するのは、まぁまぁ判断が早いところは、よろしいかと思う。

 あまり取り扱い商品を増やさずに、得意なところで洗練させるべきだ。ニトリに駆逐されているのかもしれないが……。

 立地と合わない問題も大きい。そこらへん、わりと年齢層高いのです。若い人がこない、いないのだ。世の中的に若い人が減ってるが、それを先取りしている。富裕層ではないが、ガラ悪いわけでもない、微妙なエリアだ。そう言うところに住む人が、見なさそう、お金ださなさそう、な食器ばかりだった。いるのは、ふつうの、日常的な食器だ。

 

 閉店したあと、なにが入るかわからない。コロナの前から景気は悪くて、雰囲気は厳しい。新しい店が入るだろうか。入らない可能性も高い。

 だいたいどの駅にも同じ店が入ってるアトレ、よくわからない。ケユカも隣に行けば、そこも無印の隣だが、なんとなくやっていけてる雰囲気のケユカがある。駅ごとに微妙な差がある。ここはさびれている。