茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

魚を食べるなら干物という手も

 週2回の魚料理、すごく大変だ。自分もそうしたいと思っているのだが、ぜんぜんうまくいかない。理由は裁けるかどうかとか生臭いとか以前の問題である。

  • 高い
  • 高いわりに美味しくないことが多い
  • 3切れで売っている

 自分は東京23区内の都会と修羅の街の緩衝地帯のような、お金持ちではないエリアに住んでいる。スーパーの生鮮食品はかなり厳しい環境である。一番怖いスーパーには国産の野菜がほとんどないし、ぼっろぼろだったりするし、一番高いスーパーは千円単位の魚がキラキラと並んでいる。そして野菜以上に、魚は当たり外れがある。やはりみて美味しくなさそうな魚は美味しくないのである。
 鳥肉や豚肉の、値段と供給の安定性、それぞれのなかでの部位のバリエーション、時々の安売りなどと比べると、魚は本当にハードルが高い。

 某スーパーAは高い割に美味しくない率がもっとも高く、某魚屋Bは美味しいけどなぜか3切れパックなので切り身を買いにくく、某スーパーCはすごく美味しくも高くもないがすごくはずれもないというわけで、スーパーCが安全牌なのだが、買い物に行く方面があってたりちがってたりで、なかなかふわふわさまよっている。


 そんななか、少しずつ開拓しているのが、干物である。アジの干物のなんてとても楽ちんだ。まじ焼くだけ。ほっけもいいけど、ほっけはでかすぎて入らない、うまく焼けないことがある。
 問題は美味しいアジの干物を探さねばならないということだ。
 魚屋Bの近くにあった干物やDは、なんとつい最近つぶれてしまった…! 悲しい。

 そもそも、一番うまい魚を提供していた超巨大スーパーEがあったのに、それが、つぶれて、くっそみたいな下流DQNスーパーになってしまって…! 夢の魚介ライフがああああ

 干物は生の魚より、まだあまりジャッジができない。みて美味しいかどうか、雰囲気で判断している。
 先日スーパーCで、2尾で250円というドキドキするものを購入してみた。超うまいわけではないがちゃんと食べられたので、この店でこの値段は特価品ならOKなわけである。

 魚料理のエントリをみて、そういえば缶詰は使ってないなと思った。こんどやってみよう。干物と合わせて日々のメニューにとりいれたり。

 缶詰のメニューの会得は実は大事な話だ。防災だ備蓄だというので、缶詰を買うのだけど、ぜんぜん使えなくて困っている。だから生活に缶詰メニューがもうちょっと浸透すべきだと思うのだけど、備蓄をすすめるわりに、それらを本気でローリングするやり方について説明しているところが少なすぎる。
 缶詰業者、もっとガチで本気だしてほしい。

東京のお金持ちに出会った季節

 大学に入ってから、「東京のお金持ち」というものに出会った。
 高校は都立校だったから、名門校だけど、そんなお金持ちはいなかった。お金持ちといえば、医者ぐらいだし、それでも勤務医だから、そこまでつきぬけた感じではなかった。
 大学に入ったら、東京のお金持ちがいた。

 東京のお金持ちというのは、当然のように中高私立で、もしかしたら小学校も私立で、親とか親の親が大企業のえらい人とか、経営者のなんとかだったり、近現代史にちょっとあれ?、と名前がかすったりするような人たちである。もちろん住んでいるところは昔からのいいところ。

 嫌な感じのひととはお近づきにならなかったし、衝突するようなことはなかったけど、住む世界が違うなあ、と時々思った。彼らはいかにもブランドものを身につけてたわけではなく、当時はわからなかったがけど、たぶん、東京のいい店のものを持っていたり着ていたのだ。だから流行りど直球の服ではなく、しかしあつらえや仕立てがよいものを持っていたし、常にこぎれいだった。

 伝聞だが、東京には「土地持ち」という金持ちもいる。東京郊外で、土地を持っていて、勝手に地価があがって、本当に何もしなくても食っていける人たちだ。
 あやしい金融業の金持ちもいる。なぜかケチな会社をやっていたりする。
 財閥系という金持ちもいる。金も家柄も、学歴も、なんと職歴もある輩だ。たぶん働かなくてもお金があるのに、学歴も高くて、高い資格を持っていたりする。


 春になると、お金持ちに出会ったことを思い出す。

TVアニメ『ポプテピピック』を最後までみたあとに

TVアニメ「ポプテピピック」公式サイト
http://hoshiiro.jp




 ぜんぶみた。内容にばらつきはあったけど、おもしろかった、楽しませてもらった。笑った。最終回をみたあと、なぜかぼんやりと不安な気持ちになった。


 これがアニメかどうかというと、アニメではあるとは思う。非常に声優さんに重心をおいた作品であるには違い。キャラクターの声は二セットだし、いろんな声優さんたちがうたった歌もたくさんあった。延べ人数は何人になるのだろう。


 簡単にいえば、こんなつくりのアニメは増えて欲しくないし、これだけにしてもらいたい。第2シーズンもあれば楽しみだけど、それはこれだけでいい。アニメはやっぱりいきいきと動いて欲しい。
 声優さんに偏りすぎて、もう絵が動かないアニメがどんどん増えたらどうしよう、という不安。


 漠然とした不安のもう一つは、本道はあるのか、ということ。ポプテピピックはいろんなパロディや何かもとになるものをひねったり皮肉ったようなギャグが多い。それは映画とか漫画とかアニメとか、他の創作作品だ。実在する人や団体のパロディもあったかもしれない。
「豪華ベテラン声優」が成立するのは、いままでの数々の元ととなる傑作名作があり、そこで大当たり役があるからだ。しかもそれが複数ある。だからこそ、その声優さんが作品にでる意味や価値がでてくる。
 その本道が、いまはどれくらい作られているのだろうか。いま作られているアニメのうちどれくらいが、十年、二十年、三十年たっても、強い印象を残すほどのキャラクターを生んでいるだろうか。
 そんなことは、あとになってふりかえってみないとわからないっちゃわからないのだけど。
 少し前の漫画のアニメ化や続編の話がおおくて、リメイクもちょこちょこあって、中年としてはうれしかったり複雑だったりするけれど、新しいアニメを作らなくていいの、と不安になるし、そんなリメイクもういらねえよと思うところもある。


 誠実であること、欲望に負けぬこと。
「生かすぞ」という作品がなければ「ころすぞ」で笑えない。


ポプテピピック ALL TIME BEST
V.A
キングレコード (2018-03-28)
売り上げランキング: 5

メモ:午後のロードショー『L.A.ギャング ストーリー』

本日の午後のロードショーL.A.ギャング ストーリー

ジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリン、エマ・ストーン
ショーン・ペンつおい、山路さんオンステージ
アンソニー・マッキーの吹替がすごくツボ


スーツきておっさんが暴れる


Hulu:字幕、吹替
Amazonプライム:字幕(吹替は有料??)

名探偵コナンのFBI関連のネタが萌えない

 Huluにあるから見ているだけのなんちゃって視聴者ですけど、空前の人気をほこるFBI関連のネタが全然萌えない。
 映画公開にあわせて、Huluに過去の関連映画が追加されたけど、やっぱり序盤の序盤からくじかれる。説明がなにも頭に入ってこない。

 萌える人には申し訳ないけど、あえて萌えない理由を列挙してみる

  • 推理とか冒険の事件のほうが面白い
  • こども(高校生まで)の話のほうが面白い
  • 警察の人が多すぎてわけがわからない
  • FBIの人が多すぎてわけがわからない


 黒づくめの組織が宿敵であるのは最初からそうなのだけど…。

 ちなみに服部平次がでてくるのですら、抵抗感がある。
 怪盗キッドはお祭りキャラかなと思っていたのに、列車のはなしでFBIの話にからんできたときはちょっとモニョった。
 だって、天才とか無敵のヒーローが複数でてきたら、なんだか話がちりぢりばらばらになるじゃん。
 アベンジャーズも苦手だ。


 おそらくは、バランスをとりながら??、それぞれの話を漫画にしたりアニメにしたり映画にしているから、人気がどんどんあがっているのだろう。マーベルの映画のシリーズみたいなものだ、あるいは、男はつらいよみたいな。最後のほうの寅さんをみれば、シリーズをむりやり続けることがいかに残酷で悲しいことかよくわかる。
 願わくばキャラクターの中の人たちが元気はつらつなうちに、いちど綺麗に終わって欲しい。


 そのあとは、コナンくんでかたられなかった事件とか、推理もの延々あとからでもできるじゃん。そっちのほうが本命だ!