茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

ジェシカおばさんの事件で現時点でちょと印象に残っているやつのめも

ジェシカおばさんの事件簿 - NHK

 4Kで録画して地道に見ている。時々間に合わなくて消している。4Kだから容量の圧迫がすごいので。


 いろんな事件があって、面白いものやまあまあのものや、いろいろあるのだが。
 ちょっと印象に残ったものをメモしておく。

 タイトルは「天罰は雷雨の夜に」。
 ネタバレになる。

 牧場主?が死ぬ。遺産は、なぜか、評判の悪い古い知り合いに譲られることになっている。そんなはずはないと、いろいろ揉めて、秘密とかいろいろあるんだが、いかのようなオチというかネタバレで、そこの部分が印象にのこっている。

  • むかし許されざる行為をした男がいた。かつて他の人々は、彼をマジで殺してやろうと馬の背に乗る男の首に縄までかけたが、ギリギリでやらなかった。
  • そいつがまた現れて財産を掠め取ろうとしている。かつての人々は再び、馬に乗せ首に縄をかけた。脅しのつもりだったが、雷が落ちて、馬が走りだし、男は死んだ。

 最後の最後まで見ると、タイトル回収になるわけである。
 ドラマはアメリカの作品だが、さほど宗教色はないし、アメリカ的なものが濃ゆいわけでもない。だがこの回は、牧場が舞台ということもあって、ちょっとアメリカっぽかった。
 回想シーンなども、ちゃんと映像が作られている。それっぽい色調で、カウボーイぽかったと思う。
 馬がでてくると、アメリカのドラマや実写は、独特のしまり??がある。日本でもかつての時代劇がそうだったように、別のルールが並行してきちんと存在している感じ。
 馬の背に乗る、男、その男の首に縄、という絵面が、絵画的というか、なんかお約束の構図とかあるんじゃないかなと、そういうのにはまっている感じがしていて、ああ、アメリカのドラマぽいな、と思った。

 事件はドラマのなかからみても昔のことも絡んでくるので、マジスカー感はなおましましなのだが、そういう異文化に触れるのも、なかなかよい。

 多分あらすじだけ見ると、おもしろいのか?、と思うかもしれないが、ドラマはちゃんといろいろ面白い要素も入っている。(男のいまの愛人のような人とかちょっと面白い)あらすじだけ書いちゃうとちょっとベタなところもあるが、それをその時代の現代的な作品、かつ、いまみても面白いものになっているのはさすが。

 コナンくん同様にジェシカ・フレッチャーは事件に巻き込まれまくるが、そのシチュエーションは、実にさまざまでそういうところは、さすがにコナンくんとは段違いである。コナンくんはあくまでも子供向けの漫画だから、それはそのように最適化されていることも、ドラマをみると逆にわかるので、そちらはそちらでよくできていることになる。


 海外かつ昔なので、小さな驚きはいろいろある。事件捜査とか80年代はまだ「そんなんでいいんすか!」となることは多々ある、とかね。
 森光子の吹き替えはとにかくすばらしく、彼女のドラマや映画など?はほとんど見る機会がないのに、吹き替えは接する機会があるのは、なんか変な感じだな。自分がこどものときでも、すでにドラマとかあまりやっていなかった印象だ。舞台はやっていたいみたいだけどね。


 現時点までで好きな話は他にもあるけど(探偵のやつとか)、この天罰の話は、妙にインパクトがあった。この先もしばらくぼんやり覚えているのだろうな。

 ちなみに探偵のやつは、本当にタフで乱暴ですごい。ジョンウィックのようなものとはまた別の、予期せぬタイミングの単純ストレートな暴力というか。そういうのを垣間見ることができる。


 もっとも最近で見たやつは、大学??が舞台の話。なんかこれもいろいろすごかった。犯人ぽい人がわちゃくちゃいるし、犯人の動悸がちょっと雰囲気がありましたわな。小説の話がでてくると、ちょっと業界ネタなのかな、とかなるのも、楽しいです。(すごく流し見しているのでいろいろ見逃している)