脊髄反射でオブラート

chaoruko@HatenaBlog

「好きな人がほしい」と叫びたいほどに思っていたときがあった。

 ツイッターをみていたら、「好きな人がほしい」と叫びたいほどに思っていたときがあったことを思い出した。こういうつぶやきは珍しくない。二十歳前後の人、二十代半ばのひと、アラサーの人。時々、叫びたくなるほどに、思うのだ。「好きな人がほしい」と。

「出会いが欲しい」なんて思わないけど、好きな人が欲しかった。秋の夕方、気持ち良い夜風が頬をなでる街角で。思う相手もいないのは、とてもわびしくさみしかった。
 いやそれって、出会いが欲しいとか、彼氏彼女がほしいとか、そういう言い換えでしょww、かもしれないけど、自分は「好きな人がほしい!!」と思っていた。我ながら不思議に思わないでもなかったが、それ以上に叫びたい気持ちだった。実際には叫ばなかったけど。
 なぜ叫ばなかったのか。当時はツイッターがなかった。ウェブサイトの駄文には書いていたかも知れないが、もう確認できない(それくらい昔か!)友達に会えば、「彼氏を作ればいいのに」といわれた。

 いやいやいやいや、作ればといわれても。

 言われるたびに、内心苦い虫を噛んでいるような気分だった。

 それでそういうのをどうやって脱したか。わからないけど、飢えるように思っていたのは、一時期だった。それは季節や気候のせいだったのか、たまたま元気で余裕があったのか。そこの悩み(?)に意識を集中しすぎると、時間は無為に過ぎていく。勉強とか仕事とか、他のことに熱中するのは一つの手だろう。いちばんはやく結婚した友人は言っていた。「一生懸命だったら出会った」と。