茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

新宿伊勢丹でバレンタインのチョコを買うという

 疲れてしょほーんと泣きそうな気分になりながら、足の痛みと戦いながら、任務を達成してきた。

 なんのかんのと申しまして、バレンタインは結局ゴディバが最強なんすけど、それでもがんばってほかの何かを探しに行く。何か、それ何か意味があるの?

 

 意味などない。

 

 チョコオタクでも富裕層有閑マダムでもない。だが、あの、もはや、若い女子しかいない、完全に俺浮いてる?の世界に、聖地に、戦地に、何故か飛び込まずにはいられないのである。

 

 お菓子売り場は地下一階だが、6階催事場にメインの売り場が設けられていた。

 そこまで広大ではない。

 そもそも新宿伊勢丹は狭くて圧倒的に天井が低い。

 その催事場のしかも半分。まあまぁの規模。

 

 催事場のあるフロアが実はすごい。

 頭がおかしいんじゃねえかというブランドと値段の超高級お子様向けフロアなのだ…!!!

 

 閑話休題

 催事場にはゴディバとかジャンポールエバン、ピエールマルコリーニとか、色々ある。高級有名外資は奥のほう。国産は手前っちゃ手前。獺祭のチョコとか笑う。森永の創業者の名前を冠したブランドはけっこうひかれた。だがすごく高い。

 ほとんどの店で味見をさせてくれる。半分ぐらいにきったやつをくれた太っ腹すぎるみせもあった。

だってほとんどのチョコは、ひとつぶ400から500円から、ですよ…??

 

 しかしもっと高いチョコもある。店単位での出店ではなく、インポートとしてコーナーでうられてるやつ。

 はんぱない。3千円でちょう安いほう。ホギャー。でもうまそう。でも高い。

 

 

 今回はすごく迷った。磁力を感じる店になかなか会えなくて、不審者のごとく会場を4周ぐらいした。疲れるだけだ。アホで徘徊である。

 そんななかで、ひとつは6粒で1000円ぐらいのリーゾナブルなやつ、ひとつは4粒2000円ぐらいのにして、退散した。ベルギーとパリ。他にもいろいろ美味しそうなのあったけど。

 なぜそこにしたかというと、ベルギーは味見で相性が良かったから、パリは味見がなかったのでジャケ買いだ!!!

うってるやつほぼほぼぜんぶうまいに決まってるから、相性だいじ。運もだいじ。

プラリネのやつ、うまかったけど。

 

 シックで美味しそうなのやつは、4粒3000円からの世界になって、挫折したけど、そっちのほうがよかったかなぁ。

 

 今年は板チョコにこだわりたかったが、予想外にはるかに高すぎて買えなかった。

 

 

 

 これはiOSのアプリで下書きをしたら、なんだか、ちがう。

 

 

 はてなハイクにりきゃぷちゃ?がでてきてどうしても突破できない。他のひとは描き込みできてるみたい。拒否られてるのかなしくしく。

 

 

 

魔女が小さき者を育てること(駄文)

 忍たま好きでシンカリオンみていてなにいうかと言われそうだが、自分はショタ好きではないらしい。そうじゃないかと思った頃もあったが、今回ツイッターでふしぎなハッシュタグをみてその自覚を新たにした。


 魔女が、幼児をひろって、それがのちのちいい男になる、という話。


 三秒考えて、「ないわー」と思った。


 自分が魔女なら、という仮定がそもそもかなりどうでもいいレベルが高すぎる案件だが、自分の場合なら、それは「ないわー」と思った。同じ理由で、おっさんが女児を拾って育てて云々は源氏物語から続く伝統であるけれど「ないわー」と思う。
 そもそも、幼児をひきとらない。そりゃあ、魔女も光源氏も、子育ては他のひとにやらせるご身分かも知れないけど、まあそうだとしたら、育ての親でもないわけだから、イケメン美女に育てば、いいもん拾ったわと思うかも知れないけれども。


 なんのはなしだコレわ。


 だが自分が考えた話のネタを思い出した。「年齢不詳の不老不死?な魔女が、吸血鬼を目覚めさせて自分の手元に置いている」という話。少年という発想はなかった。なるほどなあ…。少年で吸血鬼というのは某大先生の専売特許じゃし…。


 いやそもそも。
 どれもこれも創作の話だし、こういう絵を描く人が、こういう設定を好む人が、実際にそうである確率は逆に低いかもしれない。
 それでも、創作を楽しむという点でも、萌えないんだな…、という認識を新たにした。


 魔女が、おばさん魔女が、イケオジを助けて面倒みるって話のほうが、いまなら楽しいかも知れない。切ないオチしかないけれど。しかしそもそも、魔女は人間なのか、妖怪なのか、かなり幼い頃からの謎である。



魔女は光源氏とは違うんですって。
君ら小説の強欲さをなんと心得る…?

ブリューゲル展で石田彰の音声ガイドを聴いてきた

(敬称略)

ブリューゲル展で石田彰の音声ガイドを聴いてきた


ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜|東京都美術館

特設サイト
【公式】ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜|日本テレビ



 展覧会での音声ガイドというのは、いままで一度も体験がない(はず)。初体験が石田彰、あの石田彰だ。
 日テレのサイトでは、けっこうながめのサンプルボイスが聴ける。
 明るい石田彰
 いわゆる思わせぶりななかなかしゃべらない石田彰ではなく、明るい石田彰石田彰さんの大ファンというわけではないが、これは聴けそうなので、体験してみることにした。


 さて会場は。
 大混雑はしていないけど、十分に混んでいて、観るのがとても面倒臭い。絵が小さい絵も多くて、かつもちろんブリューゲルなので、細密に描き込んでいるので、あまり見えない。


 そういうストレスフルな状況で、石田彰のナレーションをきくのは、よかった。癒しというか、気が紛れた。
 うまい。当然だけどうまい。個性的であり安定感がある。
 ガイドはぜんぶで35分ほど。18作品に対してガイドがあり、その他3つぐらいプロローグとか小話とかある。ひとつひとつは長すぎず、短すぎず、絶妙な尺。ガイドなので、解説は最小限。軽い感じだけど、解説として嘘はないはず。でも講義にはならない。詳しい人にはものたりないぐらいの感じなのかな。
 ナレーションは音楽がともなっているものもあり、ガイドと一緒に渡される紙に、BGMも紹介しているのはよかった。
 

 音声ガイドは、いろんな意味でびみょーと思っていたので、ずっと使ったことがなかったけど、今回はよかった。混雑してたら気晴らしになるので逆にいいかもしれない。
 知識が増えると言うより、別の楽しみ方が付くかんじ?。ナレーションをやっている人が好きで、かつ、好きな読み方をしていたら、借りていいかもしれない。内容については、もう少しもうちょっとおもしろいといいなとは思うけど、それは、展覧会全体のコンセプトとかの問題だろう。今回掲示されていた解説文のたぐいは、あまりおもしろく無かった。絵画のラインナップ、カテゴリはよい。文章の何が悪いとか不足しているとか、わからんけど。家系図はよかった。


 個人的には、石田彰さんときたならば、そりゃもういつか関俊彦さんとか野島健児さんとか、緑川光さんとか置鮎龍太郎さんとかの音声ガイドをきいてみたいけど、もうとっくにどこかでやってそうなベタなラインナップ。諏訪部順一さんとか、要するにetv界隈でナレーションやってる人がうってつけ。


 ブリューゲル、有名だからちょっとずつ知ってるけど、後半??のメインが華やかな花なのは知らなかった。そして全体的に、冬の絵とかも、記憶のなかよりずいぶん華やかでとても美しい鮮やかな色使いだった。さびしいイメージが強くて、そんなにテンションあがらなかったけど、今回は、青や赤がよく目についた。一世とか二世とか、なぜ混乱するかがよくわかった。


 音声ガイドに使用されていた音楽は、いくつかは収録されたCDも販売していたらしい。かつて音声ガイドが販売されたことがあるのだろうか? 音声ガイドそのものが販売される世界はくるだろうか、それは高橋一生にかかっている?? 配信で販売するとか、できるようになったらいいないいな。

声優さんめも:聖闘士星矢の派生作品

 huluで『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』を流し見している。むかーしむかし聖闘士星矢が好きで、単行本も途中まで買っていたから。
 新しい聖闘士星矢は、というか、派生作品がたくさんあるようで、何がどうやら、もうあまりオリジナルを意識していないらしいが、ヨーダもとい老師がハイパーイケメンの姿ででてくるので、世界はいちおう同じらしい…?
 Wikipediaによれば、車田正美原作として他のひとが漫画(2006年2011年連載)を描いて、それのアニメ化(2009年、2011年)で、OVAなので、絵は全然ちがうし、アニメの質は高い、高いと思われる。


 舞台は18世紀、イタリア。テンマという少年がペガサスの聖闘士になる、主人公。主人公のはずだが、6話までみたところ、影が薄いぞ。他のひとの出番やエピソードが多くて影が薄い。思えばオリジナルもそんなに目立つ主人公ではないのだが。しかしテンマの友だち?はユニコーンのヤトくんぐらいしかいない。さみしい。ユズリハはかなりかっこよくていい感じ。


 で。


 魚座のキャラクターが、神谷浩史さんだった。魚座だけど何故か薔薇。キャラクターのせいか、若いかんじ。いや、ほぼ10年前だから若いのか、どっちかな。わからない。絶世の美形的キャラなのだけど、どいつもこいつも美形なのでこいつだけ美形とだけいわれても?
 その魚座さんと対決するわるいほうが、櫻井孝宏さん。これがなかなか、しばらくきいていても、ずっときいていても、その回の最後まで、櫻井さんだと識別できず、結局しらべてしまった。なぜだろう、なぜわっしは櫻井さんの声をずっと覚えられないのだろう。覚えたと思ったのに未だだった。
 全体的に、聖闘士星矢的世界でかつ「若い」しゃべり方をしているので、だいたいのひとが「誰これ? そうなの?」ではある。三木眞一郎さんもそうといわれればなんとかそうかもぐらいだし、石田彰さんですらちょっとわかりにくい。
 神谷さんと櫻井さんが、両方美形キャラで、しかも髪の長さとか雰囲気が似ていて、まあ、似たもの対決もオリジナルの要素だと思うが。演技もちょっと似た感じにしてあるから??、声もキャラもよくわからない。そりゃあきらかに色は違うけど、印象に差があまりない。
 そしてかつ、昔の聖闘士星矢が強烈にすり込まれている。二人のしゃべり方も技の言い方も、「なんかものたりない」と思ってしまう。時代が違うのだ、過去と同じ事をやっても仕方がないよと思いつつ…。


(それでまた、神谷さんの高めの声はつくづく苦手だなあと思ってしまったごめんなさい。もうわいの耳が痛んでいるのかもしれないけど、キュウレンジャーの指令の声もずっと辛かった。低めの声のときはまあ普通にいいのだけどねえ。ふつうに……。ふつうに、ぐらいなので、そこまで人気がでている理由は、ぶっちゃけずーっとわからない。代表作をみていないんだろう、きっと。櫻井さんの声も、分からなくなるのは、役によっては、時々、すごく、驚くべき印象の薄さ、存在感の薄さを発揮する故ではなかろうか…! わからん、わからんけどな、とても極端なのだこの両者はきわだって、好きな役とそうでないものの差が大きい)


 閑話休題
 乙女座のターンになると、良い意味で笑ってしまった。そうそう、こういうのあった。しかし石田彰でも、若い感じでしゃべっているので、へんな感じ。


 そう、わかいのよ。キャラクターがもともと十代から二十歳ちょっとすぎの設定。だから正しいはずなのだけど。むかしの聖闘士星矢のアニメも、きっと当時の大人からみたら、若い声にきこえたのだろう。


 主役はテンマだ、柿原徹也さんだ。名前をはじめてちゃんと認識したのは、テニスまんがの『ベイビーステップ』だ。誰の役をやったかは忘れたけど、なんだかいいなと思って、名前を調べたのだ。そのときは冷静なキャラクターをやっていた気がする。
 聖闘士星矢の主人公なので、もちろんテンマは熱い、暑苦しい、一人だけテンション高い、他の人と一段か二段ちがう。最初はうるさいなー、ひとりだけういているようにもみえたが、神谷・櫻井のターンが終わって戻ってきたら、なぜかホッとした。テンマとヤトのやりとりが、ホッとする。こういうアホな暑苦しさがないと、あきまへん。


 星矢には、ざくっと仲間がいた。紫龍、氷河、瞬、一輝(ロールパンナ的な)。個人的にはこの順に印象深い。イケメン老師をみるたびに紫龍を思い出してしまう脳みそ。
 テンマにも、そういう水平方向の仲間がこれから増えるのだろうか。増えて欲しい。


 水樹奈々さん、平野綾さんもでているが、そんなにいいかんじではなくて(!)、全体的な微妙さは、アニメ全体が単純に、「自分向けではない」という結論せざるをえないのだが、それでももう少しだらだら流そうかと思う。


 なぜ、なぜそんなことをしてまでわざわざ見るのか。けなすためにみるのか、否、最近のアニメになれるために見ているのだ。ざっくりいえば、過去25年くらい、限られたメジャーアニメ(ケロロハガレン、ワンピースとか)しかみていなかった。声優さんをいちいち意識していなかった。最近アニメをみるようになって、さかのぼって慣れるように見ているのである。進みは遅いけど、だいぶ以前よりは、見られるアニメが増えてきた。
 なにごとも訓練です。だって80年代のアニメとか、いまどきのひと、みるの大変でしょう、興味があっても。その時代のノリをある程度忖度しないと、辛いもんは辛いのです。

 
25巻もあるのか! まんがのほうがもっとおもしろいだろうなとは思われ。