茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

(ど素人)メタルギアってわかりにくくて難しいけどおもろいよ

追記 公式Twitterがストーリーと音声はそのままとツイートしてた。どうなるのかなー


 メタルギアとは、とあるゲームシリーズの名前であり、そのゲームの中にでてくるちょっと変わった武器???の名前である。主人公はすごくできる戦闘員、というのだろうか。その声をやっているのが大塚明夫さん。その主人公が、敵の基地に侵入しようとしてのあれやこれや。ゲームが最初に発売されたのは1987年で、そこから90年に2作目がでて、それ以降2015年まで主なもので9作ぐらい発売されている。物語の時代設定は、60年代から2014年くらい。いろいろ画期的で、大ヒットした、世界的に熱狂的なファンをもつ、歴史的作品だ。


 ゲーム実況がはじまる前の時代から観るゲーマーだったワタクシからいわせてもらうと、なにがそんなにすごいのか、大きく二つの特徴がある。

  • 敵に見つからないように進む、ステルスゲームというユニークさ
  • 映画みたい

 ひとつめの、「敵に見つからないように進む」というのが、なんど話だけきいてもよくわからなかったが、実際に作品をみたら、すぐに、ほほほうぅぅ、とわかった。なかなか画期的らしい。敵になるべく見つからないように、発見されないように進み、かつ敵を倒したりもするのである。見つかったら派手な戦闘になるが、とにかくはやく静かにコンパクトに終わらせるのがうまいひとらしい。気付かれないように遠くからライフルでぱぱーんというより、気付かれないように背後から近づいて接近戦で倒す、とかな感じ。


 ふたつめの、「映画みたい」というのは、いろんな点ですごく映画的なのだ。画面の構図、話の規模、膨大なセリフ。プレイヤーがゲームをせず、しばし延々と続く会話に耳を傾ける、あるいは、動画のようなものを眺める、という時間が多くあり、ほとんど映画じゃねえかよ?、みたいな感じになる。だから観るゲーマーとしてもむちゃくちゃ面白い。そして単に映画ぽいだけではなく、設定も話も壮大で凝っている。想像を絶するレベルである。初期の頃はさすがにカクカクしていたりでゲームぽいのだが話は凝ってるし、ゲーム機が進化してくると、なんだかすごすぎてよくわからなくなってくる。声優さんもそれっぽいひとたちばかりなので、吹き替えの洋画を見ているみたい。日本の人が作ったの?みたいな感じもある。


 上質のゲームというのはオペラのような総合芸術になる。ストーリーも面白く、キャラクターも魅力的で、絵も音楽も凝ってくる。個人的には映画以上にオペラを連想させる。豪華絢爛で、すべてにハイレベルなスキルが要求される、総合芸術。(オペラのストーリーはそんなに複雑ぢゃないけど)
 ゲームの惜しいところは、オペラと同様に、すばらしいから観て!、と気軽に言えないところだ。オペラは高い。ゲームは時間がかかる。加えてメタルギアは戦争ものではあるので、そういうのはちょっとという人にシャッター下ろされら終わりだ。でもそれを超えて観ると、ものすごいスケール感と緻密な作り、かっこよくてユーモアがあり、圧倒される。いまは動画でゲーム実況などもあるので、そういうのでみてもいい?のかもしれないが。


 まあそういうすごい作品なので、リメイクされるのは不思議ではない。
 問題は、順番では5作目であるメタルギアソリッド3 スネークイーター(MGS3)なのか、であるが...。マシン的にもう少し前の、PSとかそれより前のやつをリメイクしたほうがいいんじゃねと思うのだが。昔のゲームは画面も見にくいのでで、そっちはちょっときれいになったのを観てみたいなとはおもうからだ。でもそれじゃないのよ。もうかなり、かなーり、ほとんど映画だろ!なMGS3ですって。謎だわ。


 監督でない、他の人がやるということは「映画っぽい」というところは皆無になり、ゲーム的なほうだけでがんばらないといけないのである。時代が変わってしまったいま、それは面白いのだろうか、意味があるのだろうか。たとえまさか音声を使い回しても、絵がへべれけなドラマ部分など面白くないよね。
 もしやKONAMIには伝家の宝刀があって、監督を超えるハイパークリエイターがいるかもしれないけどさ。もしそういう人がいるならば、もう別のゲームの新しいヒット作を作っているよおな。
 野次馬根性だけで、観て観たいなとは思う。いまはYouTubeでゲーム実況を生業にする人がいるから、ちらとみることは可能だろう。
 最近のゲーム業界には、ゲームをしない人も多いらしい(PS5を社員にくばった会社の社長によると)。まあ、しゃあないよな。そんな時代だし。会社としてはいろいろあるんだろう。
 もし監督と会社の関係が良好だったとしても、監督はずっとメタルギアを作るわけではないだろうし、会社としてリメイクはいつかはやるのだろう。バイオハザードなんか、がんがんリメイクしてめちゃくちゃ売れてすごい、楽しそう。でも、そもそもそういう連作を想定していない作りだとしたら、なんだか無理してやることもないよなー、とも思う。
 海外のファンのコメントをみると、すごく盛り上がって楽しそう。



 数年後に、思い出してこのブログを見るだろうか。