茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

国民年金と厚生年金のメモ

 会社員をやめて、厚生年金から国民年金になるってことは、本人は2号から1号、3号の人は3号から1号になるってことらしいデスヨ。
 また、国民年金になるってことは(移動?)、ほぼほぼ国民健康保険に加入する、ということでもあるのだが、会社員のときにはいっていたところに任意継続する場合は、そうとは限らない。でも、任意継続が認められないような場合は、国民健康保険に入らねばならないということになるンス。


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 国民は全員、国民年金という公的年金の制度に加入するのが原則である。公的年金とは、公的な年金制度で、では年金というのはなにかというと、日本においては、現役世代の時に年金の制度に加入してお金を払っていた年取った人が、死ぬまで一定金額もらえるお金の制度である、とほぼほぼイコールである。実際は、公的、民間、障害とか、いろいろある。
 国民は全員といったが、会社員は厚生年金に入る。厚生年金は概念的には国民年金の一種である。会社が追加でお金をだしてあげたりするので、老後にもらえるお金が多い。たとえば、あくまでもイメージであるが、国民年金のひと(会社員以外)が月15,000円を払うところを、厚生年金だと本人が15,000円と会社が同じ金額を追加でだしてくれるので、月30,000円払うことになる。だから老後にもらえるお金が増えるのは当然ちゃ当然である。(金額は単なる例である、厚生年金はもっと多い)


 注意しなければならないのは、現実としては、自分が払った分を老後にもらえるわけではないということころである。いま払っている分は、いまのお年寄りがもらうお金になる。年金とはそういうものである。だから年金については、むかしから、「加入しない」「払ってももらえない」とかいうひとがいるが、そういう言い方をすること自体が理解度としては難がある。


 日本の公的年金制度は、全くダメではないが、啓蒙という点においては、まったくマイナス五億点ぐらいである。中学校で教育しておかないのは、詐欺みたいなものだ。私は長い間マネーリテラシーが非常に低くて、40歳をすぎてだいぶたってからあれこれ理解し始めたくらいだ。こんなに遅い人はそうはおるまいよなぞのぎゃくまうんと。