茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

音楽チャンネル ARTE Concert をおすすめしたい

 YouTubeに ARTE Concert というチャンネルがある。

 自分が知ったのはStingのライブ。おすすめにでてきた。

 このライブ映像は、Stingなにそれな人もちょっと見てほしい。なんか知らんけどすごいところでやっている映像だ。


 他にもいろいろあがっているけど、よくわかんねえなあ、だったのだが、また最近ちょいちょいみている。アンドリューバードとか、WetLegとか、ヘルフェストとか。


 傾向としては、

  • クラシック
  • フランスのミュージシャンのライブ
  • フランスのクラブ系のライブ(ビジュアル超いかつい)

なのかなと思っていたが。

 ジャンルがわからない。そしてどういう団体なのかよくわからない。だってスティングだし。そして最近ばんばんあがったヘルフェストなど、どのライブも長いのである。
 謎が謎のままなのは、理由がある。フランス語とドイツ語での運用だからだ。登場するミュージシャンはいろいろのようだが、説明とかは基本仏語と独後だ。よめない。
 いつもテレビのアプリからみているからよけいに情報が少ない。パソコンからみてみたら、テクノのカテゴリもあるようだ。ドイツぽい?ね。


 BBCグラストンベリーもそうだけど、海外は高画質あるいはまあまあ高画質のライブの映像が、ばんばんあがる。ビリーアイリッシュは自分のチャンネルにドイツかどっかの小規模のやつだがライブ映像をまるっとあげる。アメリカのジェームス・コーデンの番組のチャンネルには、番組ほとんどと音楽ゲストのパフォーマンスがまるっと上がっている。
 世界ではこんなに無料でハイレベルの音楽を観ることができてしまう。日本の音楽はどうやって戦うのだろうか。kpopは日本では人気だが、韓国では洋楽がちゃんとはやっているらしく。


 ただ単に。市場規模がでかいから、映像など無料でみせても(広告はある)、ライブはライブで人が集まるから、関係ないのかもしれない。
 日本は、無料で公開というのがすごい嫌がられているのは、お金が入る仕組みができなかったからだろう。


 海外の音楽を見たり聞いたりするようになると、日本の現代のふつうの音楽は基本は西洋音楽なので、どうしてもあちらのほうがいいし、シティポップなど逆輸入したりする。シティポップは洋楽の影響をとてもうけたもので、相互に影響しあっているということだ。いまの日本はそれをうまく引き継げなかった。


 日本人は課金が好きだ。いれこんだら金を払うことで、自分の思い入れの深さを証明し、周りにアピールする。だから統一教会もうまくいく。自分が好きなもの、自分が見える、わかりやすい範囲のだけのものを愛し、「なんだろうこれは、よくわからないけどいい」というものに近づかない、探さない。それは確実な課金への道筋が明確でないからだ。


 ARTE Concert は仏語や独語というだけでも、新鮮な世界だ。アメリカならNPR Musicのチャンネルも良い。出会ったことがないものばかりでてくる。ポピュラー音楽は広く聴きまくるということができる(クラシックはちょっと時間的に長いけど)。言葉がわからないのにという人は、言葉がほしいならもっと本を読もう。音楽において歌詞はごく一部の要素でしかなく、豊かな言葉は文字を読んだほうがいい。音楽を歌詞でしか聴けない人生は、すぐに行き詰まる。