茶ぶろぐ

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飛行の夢、アンパンマンとナウシカとトップガン

 アンパンマンの映画は、ときどき地上波で分割放送される。映画をみると、全体的なクオリティの高さがよくわかる。画面を映画らしく使える技術が随所にある。
 アンパンマンに限らず、飛行するキャラクターは多い。飛び方もさまざまだ。スーパーマン的に飛ぶもの、魔法のじゅうたんやベッド、飛翔する生き物、ふわふわとただよう雲。

 宮崎駿も大空への夢は強い。飛行機もあれば、ハウルのようにファンタジックな飛翔や浮遊のシーンもある。

 自由自在に空を飛ぶことは、人類の永遠の夢だ。
 と思っていたが、最近はどうなのだろうか?


トップガン マーヴェリック」は最後の飛行(機)の夢かもしれない。技術は進歩していく。進歩してしまくったら、人を乗せて運んでも、人が操縦する範囲はどんどん減ってなくなるかもしれない。それは人類の乗り物にはなるが、「自由自在に大空を飛ぶ」ということではない。


 ナウシカメーヴェが心沸き立つのは、乗り手との一体感だ。よくよく考えると危な過ぎて無理なのだけど、生身に近いイメージで、鳥のように飛ぶことを、人類はやはりずっと夢見ているのかもしれない。


「人類」なんて最大限でかい主語だが、こういう雰囲気が、いまはもしかして薄れているのかな、とも思った。なぜならば、空をつかったシーン、飛行、浮遊、ジャンプして着地など、アクションを含めて、下手くそなアニメが増えているからだ。ちゃんと描いてほしい、アニメを作るなら。地上に足のついた、というわりには、ただの歩行シーンも描けてなかったりするし。日常生活の動作のほうがずっと難しいと思うけど、作画がいいアニメは、アクションも立ったり座ったりの動作もうまいので、派手なアクションだけうまいという話はないのだろう。(毒毒)


 夢をもちにくい時代だが、それでもアニメは夢を託すことができる。トップガンは日本のアニメやゲームのいいところを回り回って受け継いで(日本のそれらはむろん元は向こうの映画やあれこれが元ネタとなった)、次世代につなぎたい情熱を感じた。トップガンの場合は実際問題として戦闘機どうなるの?問題があるけれど、飛行するものの夢やアクションというものは、ずっと描かれてほしいのである。だって人類はまだ自由に大空を飛び回れているわけではないからさ。