茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

シベリアンハスキーを生まれて初めて直に見て触った

 遠い親戚が数年前から飼っていて、はじめて見に行った。
 さいきん、youtubeのプピプピ文太さんをよく見ていたので、期待はふくらみまくり、同時にビクビクもしていた。写真で見ると、白と茶色のその犬は、かなり大きい。そしてものすごく人懐こいらしい。新しい人がくるととりあえず「わっふー!」と近づく。自分は基本的には動物が得意とはいえないので、「わふ」と来られたらびっくり過剰反応してしまうかもしれない。こちらが警戒すると、猫でも犬でも伝わってしまいぎこちなくなってしまうのではなかろうか。人見知りもある。


 ナビに導かれ、ようやくたどりついた一戸建て。
 車をとめると、呼び鈴を押す前から、わんわんわん、と声が聞こえてくる。呼び鈴をおし、玄関の扉が開いて、家族にお迎えいただき、扉を閉めて、リビングの扉が開けられると、大きな生き物がぐいぐいぐいいとでてきた。
 行く前に聞いていた話では、ぐいと背伸びしてきてべろべろなめてすぐに飽きる、ということだったが、そこまでの勢いはではなくてちょっと安心。しかしぐいぐい鼻を近づけてくる。匂いで情報収集しているのかな。ふんふんふわふわすりよってくる。
 ものすごく人が好きなのだそうだ。初めて見る人には、わひゃ〜〜と近づく。そしてすぐ飽きる。
 飽きるとまではいかないが、すぐに落ち着いて、リラックスしたようすで、しかし近づいてくる。座っていると膝に「ふ」と温かい顔をのっけてきたりする。ものすごく温かい。
 背中や頭をわさわさなでると、ますますリラックスする。床に寝そべり、わさわさなでられる。手をとめると頭をあげ、完全に「なんでやめる?」な顔である。


 目がとてもきれいだ。白と茶色で、うっとり見入ってしまう。体の毛は硬めだが、頭の毛はやわやわしている。
 びっくりするくらいかわいくて、かわいすぎてびっくりだ。現実味がないくらい。
 最初に顔をみたときから、すごいかわいい、と思ってしまった。かわいいとはなんだろうか。ふしぎだ。
 小一時間お邪魔している間に、犬はずっと足元にいて、足の上に寝たり、足を伸ばしたりしていて、その温かさをずっと感じていることができた。


 けっこうな田舎なので、家も外も広い。散歩は自転車で走らせるらしい。シベリアンハスキーを飼っている人はどれくらい世の中にいるのかわからないが、その地域で二匹はいて、飼い主は通り知り合いらしい。同一犬種であることが当人たちにどれくらい影響があるかはわからぬ。


 次にあえるのはいつになるのかぜんぜんわからないのだけど、覚えていてくれるだろうか。