茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

サンシャイン池崎のハラハラドキドキ生配信について考察する

 4月1日、エイプリルフールの日に、サンシャイン池崎さんの生配信があった。痛恨のミスでリアルタイム視聴を逃した。お昼休みに半分、夜に半分をみて、空前絶後に笑い転げた。見ながら、笑い転げながら、なぜこんなにもウケるのかと内なる己に問いかける。


 エイプリルフールは「謝罪」をするという。熱心な視聴者たちは、何を謝罪するの?、ネタだよね?、とツッコミをいれつつも、ご本人と同じぐらいのピュアさのかけらを持ち合わせているため、通常の生配信以上のドキドキをもって臨むことになったことだろう。
 実際、アーカイブ視聴でも、

  • なにしゃべるの?
  • つぎはちゃんとしゃべれるの?

 などなどよけいな心配が盛りだくさんで、ハラハラドキドキと見守るような動画となった。

 序盤の緊迫感はすごい。珍しくスーツなどを着て、神妙な顔で、「申し訳ありませんでした」という。「なんの謝罪か」というくだりだけで、ゆるゆるぐだぐだにひっぱる(想定の範囲内)。ひっぱりにひっぱって、なんの謝罪かを説明しだすがぐだぐだである(これもまあ想像できる)着火点はそのもう少し先だ。その謝罪の釈明過程で、ある瞬間に、それがいっきにバーストする。


 その何がおかしいかを具体的に説明しようとすると、まったくもって何が面白いかさっぱりなのだが、とにかくおかしくて笑いがとまらない。笑いながら考えていた。

  • 緊張感(ハラハラドキドキな見守るような心配)
  • 緊張感が切れて笑いがおきるまでのタイミングの予想のつかなさ(その手前まではベタなので想定の範囲内が多い)
  • 笑いがはじまってから、とまるタイミングがなかなかないので笑い続ける(けっこうネタをひっぱる)


 本人、スタッフさん、視聴者のコメントがないまぜになり、大きな笑いのうねりが、全体で3、4回ある。
 ような気がする。


サンシャイン池崎の超・空前絶後超絶怒涛のギャラクシーちゃんねる極 - YouTube
(21) 【緊急生配信】エイプリルフールなので、空前絶後の爆裂謝罪します。 - YouTube


 生配信でも、ジャスティス百万回など、もう少し構成が練られている(?)ものもある。
 今回の謝罪のような、ゆるゆるノープランノー準備の配信は、たまに開催される。1時間ぐらいのあいだ、等位即妙というものとは縁遠いであろう池崎氏が、なんとかしゃべろうとするのである。だいたい序盤はぐだぐだなのだが、それでも途中からのってくる。そのグルーヴは非常に独特で、見る人はとても選ぶとは思われる。
 この1時間ぐらいだらだらしゃべるというスタイルは、テレビではもちろんできないし、ライブでもするものでもなく、youtubeでもめちゃくちゃ再生回数を稼げるコンテンツでもないだろう。だが、こんなことができるのはyoutubeあるいはそれに類するプラットフォームにおいてのみである。

 もしかしてこのドキドキ生配信がすべて計算され尽くしたものならすごいが、多分違う。ぐだぐだしゃべっているようにみえるが、やはり彼らはプロであるし、ネコたちも神がかったアシストをしてくる。謝罪生配信はその点においてもパーフェクトだった。
 youtubeはいかにもなものばかりではなく、芸能人もふつうの人も巻き込んで、クリエイティブにさせるのは、やっぱりすごいなあ、いいなあ、と思う。


 あまりにも生なので見てらんねえわという人には、再生回数がのびているらしい以下の動画がおすすめ。

(21) 小声の池崎が、ただただ酒を飲んで、世界一美味いもつ焼きを食べる動画【四文屋/豪徳寺】 - YouTube



 ハイテンション系でおすすめはこちら。

(21) 【世界進出】同時通訳しながら、自己紹介ネタを披露してみた!Performing My Self-Introduction Gag w/ An English Interpreter - YouTube


 この通訳さん、ちゃんとEテレの英語の番組にでてはりました。


 そのほかにも料理するのとかいろいろあって楽しい。なにかと物騒な世の中、頭をぱかーんとわって笑いたいときに、おすすめ。