茶ぶろぐ

40代のライフスタイル@TOKYOブログ

2021年F1最終レースがすごかった

 F1なんとなくみてる軽いファンです。

 先日の2021年F1最終レースはすごすぎて何がなにやら混乱ぎみだった。いちおうリアルタイムで見ていたけど、ちょっと体調悪かったし基本はだるっだるダウナーな流れだったので、あまりの落差?、ギャップ??、変化に、あきらかに認知が追いついていなかった。


 
 最終戦の決勝は、序盤から、いや、始まる前から、あやしい気配があった。いろいろ普通じゃなかった。Hondaは最後だとかってなんかかっこつけちょるし(ヲレはまだ怒っている認めナイ!)。最終戦まで年間チャンピオンが決まってないのが1974年以来とかわけわからん事態だし(そんなレアレアなことあるんかい)。優勝争いをしているハミルトンとフェルスタッペン。FP2でフェルスタッペンがタイヤがやっちゃったーとかで、雲行きがあやしくなる。ポールポジションはとったけど。


ハミルトン選手(イギリス)ベテランすごく強い勝ちっぱなし
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フェルスタッペン選手(オランダ)若きライオン。オレンジ軍団がついてくる。
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 いざ決勝のスタートとなったとき、フェルスタッペンは出遅れてしまった。2位スタートのハミルトンが追い抜いて、その後もするすると先頭を走り続け、ふたりの間は開くばかり。
 途中でペレスがめちゃくちゃ仕事して(あんな長い時間あんなことをできるのが信じられない。みているほうが気力が続かない)距離をつめたけど、でもフェルスタッペンはおいつけない。ああ〜なんだか〜もうだめなのかな〜みたいな〜お通夜みたいなかんじ〜〜。


ペレス選手(メキシコ)今シーズンめちゃくちゃ仕事しまくりのまじイケメン。
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 ところが、何かが起きるときは起きてしまうものである(ホニャラカ論法)。
 あと5周ぐらいで終わるようなところで、一台の車がとまった。赤旗かと思いきや、セーフティーカーである。フェルスタッペンはタイヤをかえる。ハミルトンはかえない。見た目の順位をそろえるかと思いきや、追い抜きはできないよという話。レッドブルがすぐさま猛抗議か意見して、そのせいなのかわからないが話がかわる。フェルスタッペンが間の車をぬいて、ハミルトンの真後ろ、すぐそばにくる。フェルスタッペンが断然有利になる。
 それでまさか、ラスト一周で、フェルスタッペンはハミルトンをぬいて、一位になった。一度抜いたあと、何度か抜かれそうになって、そのたびにうわだめだと思ったが、逃げ切った。(今度はトトが怒髪天で猛抗議)後ろでは角田が4位になっていた。


ガスリー選手(フランス)テライケメンのナイスガイ今年は調子良かったのに終盤急ブレーキからの復活/角田選手(日本)新たなる希望、シーズン終盤で鬼の覚醒イケイケドンドン
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 わけがわからない。
 もう何も起きないと思っていた。よく考えたら、レースの最初と最後はなにかとトラブルものではあるが、事故的な何か起きることを期待しつつレースをみるのは、やはり精神衛生上よろしくないし。
 展開がはやすぎる。
 フェルスタッペンが優勝で大騒ぎだから、角田とかガスリーになにが起きたかなかなかわからんし、ペレスもいきなりやめちゃったのがなかなか謎だし。なになになに?だらけなまま、フェルスタッペンは歓喜の嵐。


 もしフェルスタッペンが勝ったら、どれくらいワーギャーウォーー!!と騒ぐのかなと思っていたが、それはゴール直後だけで、あとはもうだーだー泣きっぱなしなのか、がっくりと力尽きて倒れそうな勢いでタイヤに首を垂れていたのとか、印象的だった。(パンクした!とタイヤを蹴っていたレースもあったさ)
 ハミルトンはみるからに怒り心頭に発する状態だったが(止まってもなかなか降りてこない)、さすがの貫禄でセルフコントロールしているのがすごかった。さすが千代の富士級。


 レッドブルチームスタッフも、えらいおっちゃんたちも、ワー!キャー!ウォー!!と破顔一笑NHKのhondaの番組ではお葬式みたいな顔をしていたので、本当によかった…。
 最終ラップの攻防を見守るレッドブルのスタッフさんたちの、乙女のような怯えと期待と、少年のような喜び大爆発と、なんだか究極的なシチュエーションになると、性別も年齢もふっとぶなあ、と激烈に熱いものを見せてもらった、ありがとう。Honda、つぎはToyotaと一緒に仕事しにこい。



 しかしだね。レースの2時間ぐらいの間、95%は、「も〜だめだ〜あ〜〜ハミルトン強すぎてつまんねええ〜〜〜」みたいな典型的ダメな視聴者だったのに、最後の最後で「うぉ? うぉおお? えええあああ????」みたいなテンション落差。一番したからジェットコースターの上に上がって、そのまま宇宙へ飛んでけ〜!、のような。そんな話、即座に頭がついていかねっす。

 フェルスタッペンおめでとう、ペレスありがとう、ハミルトンは偉大、角田はいきなり終盤つよくなって何がおきた? ガスリーも復調していいかんじで終われてよかった! みんなみんなありがとう、来年からまたいろいろ変わるらしいのでまた疑問符増えるけど、適当にダラダラみるよ!



と、注釈解説なしで書いてみた。
 説明をいれながら書こうと思ったが、そうすると時間はかかるし正確性はさほど期待できないし素人の説明にしてもグダグダすぎるし。いやここでうまい文章がかけるようになったらF1のライトファンも増えるんじゃねの? 来年以降ももっと楽しくなるんじゃないの??と思うけど、あまり時間が経つと、忘れたりかけなくなったりもする。そのジャンルで書くのって、解説と臨場感みたいなもののバランス感がホニャラカ。スポーツ関係の記事の文章がなぜ似た感じになるのかわかってきた。格調高い知識と愛情にあふれた文章を書けるひとは、やっぱりめちゃくちゃえらいんだな〜〜。


Amazonでは売り切れの模様。我が家には届くはずだが…。何か事件があると売り切れるので、そっこう予約がいるのデス。)


 無事に届いた。記事を読んだら、やっぱりまだまだ分からん知らん言葉だらけだった。F1ファンへの道は険しい。


角田すぺしゃる



げってぃをいれてみたが。はてさて。