茶ぶろぐ ただのにっき

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シン・エヴァやっとみた道のりは長かった

 Amazon prime にきて、3回にわけてとりあえずやっとみた。(映画館に行きたかったけど、長さとかいろいろで行けなかった。家人はひとりでいってもらった。)3回はちょうどいい感じだった。


 振り返れば一浪して入った大学1年の、半地下の部室での同期の男子たちとの会話。

エヴァは基本でしょ」(真顔でハモり)

 あれから四半世紀以上に及ぶことになるとは。


 テレビ版をレンタルしてみたのは、かなりあとのこと。映画もみた。新劇場版も映画館にQは見に行った。
 ハマりきっていないのになんとなくつきあっている、巻き込まれざるをえない、そんな作品だった。四半世紀。長すぎる。


 ながかったエヴァンゲリオン
 むかしからなんとなく付き合いはあったけど、ちゃんと深入りすることもできず、しかしなんらかの影響は免れない。そんな大きな作品が完結して、非常にうれしい。


 シン・エヴァを見終わった感想としては、爽快感がある。やったー(とりあえず)おわったー!、とスッキリしている。
 そのスッキリの理由はいくつかある。


 以下ネタバレあり。


  • トウジとケンスケが合点がいった
  • ゲンドウが目的としていたこと
  • シンジとゲンドウ
  • アニメとして視覚的な楽しさ
  • 音楽の圧倒的質を伴う物量大作戦
  • ラストシーンの声

 とにかく、トウジとケンスケは、最初からなんだかずーっっっっっと、合点がいかなかった。都合のいいキャラクター、使い捨てみたいな存在で、なんだか腑に落ちていなかった。
 それがさいごに、ちゃんとしてくれて、私はとても清々しく納得満足している。
 アスカとシンジが、少年少女時代の恋に終わるのも、すごく良い。彼らの恋が成就するには、それしかないのだ。


 マリの存在は、必然ではあるが、なかのひと坂本さんの影響力が大きいのではないかと思う。
 どのキャラクターも、おそらく声優さんの存在はすごくキャラクターや物語に影響している。あてがきというのとはまた違うけど、「ここまで演じられる人がいるなら、こんなキャラクターを創っていいのではないか」と思わされるような得体のしれない力がある。それは才能だけではない。四半世紀という、あまりにも長い時間の間で、狙ってできるものではないし、作品も演じた人にもちろん影響している。それぞれの運命の糸の流れが、ゆるやかにしかしエゴを失わず、なるべく穏便に、うまくひきあい手繰り寄せ、結び合い、織り込まれて、大きく美しい絨毯が無事に編み出されたような感じ。

 それをまた強く感じたのはラストシーンで、シンジが大人の声でしゃべるところだ。これはもう当然、役者の力量がなくては成立しない。強く深い感動とともに心を揺さぶられた。(追記:えっこれキャストちがうの…??)


 話としては、渚司令?? など、描かれなかった部分について曖昧なところはあるけど、でもそれでいいのだ。彼らは存在感や人気がどんだけあっても、この物語においては、メインストーリーではない。


 他の長い終わりが見えない作品も、とにかく早く終わって欲しい。自分か作者が死んじゃう。



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