人生やり直すことができたら、一箇所だけちょっと迷っているところがある。それは「大学で合唱ではなくオケにまた入ればよかったかな」である。ずーっとそんなこと思いもしなかったのに、最近オケをはじめたら、そんなふうに思った。だって同年代のオケを続けているひとはみんなもっとベテランで上手いんだもん。自分が続けていたら同様にうまくなっていただろうなどという仮定もさておき。
でも合唱をやらないと、バッハもメンデルスゾーンも、Ave Mariaとか知らないままだったので、やっぱりやるしかなかったかなあ、とも思う。わからないまま、知らないままでは、その後オケをやっていたかわからないからだ。
なんつって。
大学卒業後は、結局どちらとも疎遠になっていたので、なにをいうかでござるな!。
ほかにもまあ、いろいろあるけど、巻き戻したいわ〜〜!!、と思うほどはない。だって戻ったらきっとあほなのでだいたい似たような同じ道をたどる気がするから。
これはあかん、と思ったら、まだ記憶が新しいうちに、三日か七日か十日以内に、もういちどダッシュで戻るしかない。それは戻るといっても、未来へむかって走っているようなものなのだ。
というわけで、CHEMISTRYにちなんでシリーズ『Rewind』原稿用紙6枚で書きました。
『巻き戻す』カクヨム
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