茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

陰謀論やオカルトな話に免疫を

 陰謀論やオカルトな話に免疫を、自分はどこでつけてきたっけ…? と自分をふりかえってみたが、わかんない。どらえもんか、アラレちゃんか、あさりちゃんか? むかしの主にギャグ漫画は、そういうものがちょいちょい入っていたかもしれない。あ、ケロロもそうかしら? それはもう大人になっている。そうそう、本屋で立ち読みした水木しげるの絵本も関係あるかしら?
 自分は小学校にはいっても「大きくなったら魔法使いになりたい」とぬかしていたウカツちゃんなので、まあまあそういう方面には興味があったのだが、そもそもなぜそういうものに興味をもったかは、はっきりしない。ファンタジーもあれこれ好きだった。
 しかし成長するにつれて、私は知ってしまっていた。


 オカルト、案外お勉強がいる。


 占いとか、陰陽道とか、未確認なんちゃらとか。ケロロの冬樹くんみたいに、熱心で詳しくて知識が豊富は遠い道だった。
 UFO界隈は、「陰謀論」の免疫をつけるのによい。たたり、のろいとかは、やっぱり漫画かなあ。オカルト特集とか、時々あったような。
 幼稚園や小学校前半くらいまで、子供のイマジネーションが炸裂する時代に、そういう話題にちらちらふれて、小学校高学年から思春期あたりで「これこれについてはここまで謎が解けている、説明できる」というふうに、現実を知り、ちょっと夢はやぶれるけどロマンは残る…みたいな、変遷が、そういったものと楽しく長くつきあえるかもしれない。
 民族学的な、神話的な話も楽しいし。アマビエも、ある程度そういう知識があるから、共有できる。


 となると、もしや鬼太郎ちゃんの果たしている役目は大きいかもしれない。子供も大人も、水木しげるを読もう、観よう!


 子供のときに、漫画もアニメもみない、民話も日本昔話的なものも見聞きしないで、思春期になってからオカルト第一波に遭遇するような場合があるとしたら、かなり危険かもしれない。大人になってから出会すなんて、もってのほかである。
 ということは、学校である程度、せめて、土地の伝承とか妖怪の話をきいておいたら、いいんじゃないですかねえ…。


 簡単でかつ、あんがいすごくむずかしい話だ。大人になってからだと、どうすりゃいいんだろう。「いちど信じてそれはちがう」という体験が必要ぽいので、そういう一回だまされるセミナーとか、効果がありそうだけど、だまされる被験者や訓練はつらいわ。


 免疫は定期的に更新する必要があって、伝統的なネタも、新しい陰謀論も、時々見るようにしている。「信じるか信じないかはあなたしだい」みたいな案件を、時に応じて仕入れておく。そういう継続的な予防策も必要だ。


 一度は買ってみると、いいですよ! レビューにも「自分が興味がある記事が掲載されている月だけの購入でもいいと思います。」あります。