F1がポルトガルで開催。久しぶりらしいが、それよりも観客ががっつり入っているのが気になる。
序盤こそは「雨だああ?!」と盛り上がったが、すぐに落ち着いて、毎度のかんじになってしまった。上位が固定化して映らない。かわりにガスリー、サインツあたりが抜きつ抜かれつを繰り返し、盛り上げてくれる。ライコネンとか、ストロールとか、ペレスとか、無茶しやがって勢とか、楽しいじゃないっすか。ハミルトンは記録を更新する勝利をおさめたが、ひらたくいえば影が薄かった。難しい話だ。
相撲も横綱が強すぎると、ファンが減る、人気が下がる。強いのはすごいと、わかってはいても、ひとだけだと、あまり盛り上がらない……。
でも珍しいサーキットはなにか起きるようで楽しい。アルガルヴェは華やかではないが地味でもなく見ていて楽しかった。高低差があるというか、小さい山をこえ谷をこえ、車がでたりひっこんだりを繰り返して目まぐるしいのも楽しい。
試合前のセレモニー、ポルトガルの国歌斉唱??の大迫力。解説の小倉さんのあれこれ小話も圧巻だった。なんでも知ってるねえ!
柴田さんがツイッターにあげてくれた昔のポルトガルの写真はとても美しかった。コロナだからキャンセルされた鈴鹿、開催されたアルガルヴェ。なんだかせつないはなしだよ。