茶ぶろぐ

40代のライフスタイル@TOKYOブログ

耳栓と耳の病気と補聴器

 耳栓を買った。8種類入っている。どれがなにだかよくわからない。これから試してみる。
 むかし長い間、耳を患っていた。たぶん一年か二年ぐらいだらだらと、通院したけど、何もかわらなかった。ある年があけたとき、病院をかえたら、三ヶ月もしないうちに、ほとんど治療費がかからずに治った。反省はある。
「状態がかわらないときは、さすがに医者をかえろ」
 だがその、乗り換えてもよい期間がどれくらいなのか、判断がなかなかつかなかった。乗り換える前の医師は超じいさんで、乗り換えた後の医師は負けずに超ばあさんだった。結果として、ばあさんの医師は超絶優秀だった。なぜほとんど治療費がかからなかったかというと、炎症をおさえたあとの治療は、「水」だったからだ。純水というか精製水というか、そういうやつ。その先生のお手製?の、そこで作っているやつだから、タダというか、手数料しかかからない。だからすごく安い。診察代だけ。それでゆるりとするする治った。前の医師のところで、治療やら耳薬もらってたの、なんだったんだろ。詐欺だったのかな。わからんけど。わからんわ。
 そのせいかわからないけど、耳はちょっと遠いらしい。ばあさんみたいな? ぼんやりしているのではなく、本当に聞こえていない。年をとるにつれて目が悪くなったら、みんなメガネをかける。耳も悪くなるけど、補聴器をかける人は少ない。聞こえにくさは自覚が乏しく、周りも、「なんで話をきかないの?」みたいになるかららしい。話がかみあわないとか、話す声がやたらとでかくなったら、それはぼけているとかのまえに、耳が聞こえなくなっていることを疑うべきだ。
 そして補聴器だが、軽く調べたところによると、メガネほど単純ではないらしい。メガネも本当はそうなのだろうけど、補聴器はメガネ以上に、使用の初期段階で、調整が必要だそうだ。(いまは新しい技術や、新製品がでているかもしれないが)最初に検査して、いろんな設定をして使用をはじめる。だがそれで一発OKということは、基本はない。いろいろ不自由さや不具合さをチェックして、またお店?へいって、調整する。それを何度かくり返すと、ぴったり聞こえるようになる。多くの人が、その最初の不具合さを嫌って、「あわない」といってすぐに使用をやめてしまうそうだ。
 補聴器は本当なら、メガネやコンタクトレンズと同じほど、みな装備するアイテムになるはずだ。だがそれほどの手軽さにはいたっていない。メガネが安く短時間でつくれるようになったのは、わりと最近だけど、そんなふうにはなっていない。そういうふうになるのだろうか?
 もう団塊の世代が十分に老人の世代だけど、メガネの話はしても、耳の話は少ない。もし補聴器がメガネほどカジュアルなものになれば、でかい声で話し合う老人のグループの騒音は減るし、声をかけたときに無視しているのかと怒る必要もないし、バスの運転手が停止前に立ち上がる老人にスピーカー大きめでアナウンスする必要も無い。
 もうちょっと補聴器が流行って欲しい。おしゃれな、高性能な、やーつ。
 とそのまえに、耳栓ですよ、耳栓。使用をためしてみたいけど、耳のなかにいろいろあったので、抵抗感がある。でも慣れたい。がんばれ、がんばれヲレ。