茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

新しいエアコンと

 エアコンを買い換えて二十日ほどになる。とても快適だ。空気が綺麗で部屋がよく冷える。リビングから続きのキッチンで、コンロをみっつ燃やしても暑くない。揚げ物をしてもへいちゃらよ。風がふわんと遠くまで届くのだ。信じられん。どんな仕組みなのか、まじで。
 室外機は巨大で、ベランダにおけるややギリギリだったけど、音は前より静かで、吹き出してくる温度は以前より明らかに低い。ただでさえ猛暑でおかしなことになっていたベランダは、一命を取り留めた。
 大きなファンが大きく静かにふわんふわん回っている。どんな速度なのかはよく見えないけど、ふあんふわんと心地よくたゆたうような心地さえあるのが不思議なところ。
 ダイキンのサイトをみるとAIの自動運転がオススメで、売り場の人や取扱説明書によるとフィルター掃除はエアコンにまかせろとのこと。内部クリーン運転を切るたびにはさすがにあれだけど、二、三日おきにはするようにしている。フィルター掃除はかってにしてくれる。
 むろん、全部の部屋に同じようなフラッグシップモデルにちかい機種は買えない。でもリビングとキッチンを含むエリアには、よい選択だった。同じ予算が確保できる前提ではなしたばあい、選択には正解はない。フィルターは自分で掃除してはやめに買い換えるという人もいる。メーカー的にはどっちがいいんだろ?
 でもよく考えれば、いちばん酷使していたのは、寝室のエアコンかもしれない。なぜなら過去10数年のうち前半は、平日昼間は家は無人だったからだ。寝室のエアコンは、夏の頃は、毎日ぶんぶんがんばっていただろう。いまはかなりウンスンカタカタうなることが多い。こちらも、もう買い換えなければならない。洗濯機はとっくに限界をすぎている、冷蔵庫もやばい、電子レンジは時々反応しない。給湯器も取り替えなければならない。
 生きるとは、家電を買い換えることで、家電はお金がかかる。そういうのもいわゆるライフイベントにいれるべきじゃないかね? スマホやPCの買い換えもね。
 なーんか、豊かな物質に押しつぶされそうな日々である気もするけど、まあ記憶の途中から電子レンジがある世代だし……。