茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

男の子の流行りの髪型

 東京で目撃しうる、韓国の若い男の子は、みんな似たような髪型をしている。ぱこっと小さいヘルメットかぶせたようなやつ。何故なのか? 目撃するたびに謎だが、わからない。
 十代後半から二十歳前半ぐらいまで、ふたり組でも、数人のグループでも。日本に住んでいるっぽい人でも、旅行者でも。イケメンから普通の顔まで、顔はさまざまだが、髪型は同じなのだ。
 スタバでわりとかなりイケメンな男子が、ふたりそろってその髪型をしている、しかも服装もメガネも似ているのは、ちょっとびっくりした。
 わりと直毛、あるいはストレートである。手間をかけるひとは、サラッサラにして、色も少し薄目な気がする。
 流行っているのは、韓国での若者の人気者が、そういう髪型をしているせいだろうか。


 日本では、性別も年齢層も限らず、流行りの髪型というものがなくなっている。流行りとかオシャレとかに気を遣っている余裕がないともいえるが。なんとなく似たような雰囲気にはなるけれど、同じ髪型はなかなか、ない。むかしは聖子ちゃんカットとか、藤原紀香のウルフカット??とか、いろいろあった気がする。強烈な求心力をもった、同性のに人気のアイドルや芸能人も、いまは存在しないせいだろうか。アムラーが最後かな。でも本人の体型が良すぎて、誰も似なかったという話もある。


 小さいヘルメットみたいなキノコみたいな髪型だが、利点はある。前髪も長めにしていると、あげることができるのだ。アレンジがきくし、前髪をあげると劇的にイメージがかわる。西欧人の男性は、ある程度前髪も伸ばしていて、フォーマルのときにはがつっとあげてしまうイメージはある。
 日本人は全体的に短くしている人が多いし、髪を固めるのは飲食業とかヤンキーとか、ちょっと偏ったイメージができつつある。ふつうのひとは、フォーマルのときの、劇的な変化がだしにくい。日本ではそもそも、すべてがナチュラル化していて、フォーマルのときにキメキメにするという習慣も薄くなっている。ギャップ萌えもあるんですけどねえ。芸能人の皆さんなんか、フォーマルのときはもっとフォーマルしていいと思うけど、なにかの授賞式でも、ほとんどの男性はフォーマル感がない。つまらん。そこは多いにつまらないところだ。
 ナチュラル、ナチュラル、というほど、実は、手間暇金がかかっているんだけどね。