何故か。
何故そんなにも食に対して貪欲なのか。
もうとっくに四十代。そんなに食べられるはずがない。
無限の胃袋などない。
それなのに。
というわけで、初日のお昼はステーキを食べに行った。沖縄といえばステーキだ、赤身天国だ。ステーキもぴんきりだけれども、場所もちょうどいいということで、88へ行ってみた。
アメリカンビレッジはいままで何度か行っているが、コーヒーしか記憶がない。このお店は新しくできたばかりで、店内はまだぴかぴかだった。
赤肉ステーキ400gとミスジステーキ250gを頼んだはずだが……。なぜ、メニューを写していないのかな、自分? なぜミスジなのかな? 値段はオープン記念第三弾とかで、webサイトよりだいぶ安かった気がする。サラダとスープバーがついているので、とってきて食べる。サラダが美味しい。
赤身はレアで、テンダーはミディアムレアで注文したら、レアが超レアでびっくり。ミディアムでもかなりレアだった。沖縄基準なのか、お店の特徴なのか。
美味しい美味しいので、もぐもぐもぐもぐ食べる食べる。
肉の量が膨大なので、ステーキソースを3種類食べ較べたり、塩胡椒だけでたべたり。もぐもぐもぐ。
もちろん食べ過ぎた。
美味かったけどお腹いっぱい(思えばここから、この旅の異様な食ははじまっていた…)
ステーキのあと、Tシャツを買うぞと(貧相なTシャツしかなかったので、沖縄でなるべくかっこええTシャツを複数買うことを決めていた)ハブボックスへ入ったが、お腹いっぱいなのもあって頭が働かない。ぼんやりした頭のまま、ZHYVAGOコーヒーへ向かう。
ここのコーヒーは美味しいのだけど、くわえてインスタグラミックな雰囲気がすごい。海の目の前で、店内も外観も、店から見える風景も、日本じゃないような写真がとれる。美味しいのが前提だけど、イスなどは座り心地がいいわけじゃないのに、妙に居心地がよくて、のんびりしてしまう。(店は広くないどころか狭い)今回はお腹がいっぱいだったので、普通のコールドのカフェラテにした。美味しかった。
前回きたときもいたのだが、今年もコーヒーのみながらPC広げて仕事してるふうの人がいた。すごくそんな雰囲気じゃないところないので不思議だ。