茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

クラシック音楽に詳しくなる方法

 クラシック音楽に詳しくなるには、ともかくも「たくさん聴く」ですが、何を聴いたらわかんねえんだよ、と言う人は多いと思います。そこで、

「学生オケが演奏する曲を聴く」

という方法をご紹介します。

 学生オケというのは、主に大学生がやっているオーケストラです。いろんな大学にあります。(大学以外でもあるにはありますが数が少ないです)人生をそこに捧げておかしくなる学生や、そこを通過して音大に入り直すという人も少なくありません。学生オケやアマチュアのオケがやる曲は、いろんな事情でわりと何回も演奏する曲が多く、それは必然、わりと親しみやすい、人気のあるクラシック音楽となります。(ときには、現代作曲家のものが混ざっていたりしますが)


 学生オケの演奏会でやる曲がどこでわかるかというと、インターネットで検索して公式サイトを見ましょう。

 演奏会にもいろいろありますが、「定期演奏会」というものが一番気合いの入った曲目になります。学園祭やイベント的なものは小曲を色々やりがちです。定期演奏会以上に親しみやすいどっかできいたクラシックの人気曲がよく演奏されます。


 というわけで、

  • 時間があるなら「定期演奏会のメイン=一番最後に書いてある曲」たいてい交響曲第○番とかが多い
  • 時間がない、軽く聴きたいなら「定期演奏会のメインではない、最初の1,2曲」や「定期演奏会以外で演奏される曲」序曲とか間奏曲とか


を聴くのがよいと思います。


 ともかく、ターゲットとなる曲を決めて、なんらかの形で音源を手に入れて聞き始めたら、「再生を止めずに最後まで」聞きましょう。さわりだけきいてつまらないなと思ってやめるのはいけません。いったん再生したら、ながらでもいいので、最後まで再生しておきましょう。どんなに理解しがたき音楽でも、15分は粘りましょう。好きなら何回か繰り返し聴いてしまいましょう。そして次の曲へむかいます。曲や作曲家について理解を深めるとか、そういうのはあとでいいです。どんどんたくさん聴きましょう。合間に好きになった曲は何度もくり返し聴いていいし、同じ曲の他の演奏をさがし聴いてもかまいません。


 ぜひそこのあなたもクラシック音楽の底なし沼へ足を踏み入れて欲しい! な!


 ところでもちろん、プロのオーケストラや、音大のオケもありますが、「わりと近づきやすいクラシック音楽」に出会うきっかけとして、学生オケのプログラムからアプローチしてみました。


 協奏曲は華やかで聞きやすい。もえたぎる。

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
庄司紗矢香
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ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、他
カラヤン(ヘルベルト・フォン),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ロストロポーヴィチ(ムスティスラフ)
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チャイコフスキー&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲
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