茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

三宅隆太『スクリプトドクターの脚本教室・初級篇』読んだ

 脚本家志望でも、そこまで映画ファンでもないのだが、podcastできいて知って、面白かったので購入。

 前半は心理カウンセリングのような話が多くて、ふーんそうなのかなぁ、とぼんやりしていたが、後半のシートをもとにした説明には、圧倒された。こんなにたくさんの人が、時間が、お金が、情熱が…! こういうのをみたら、酷いドラマに遭遇しても、みそくそに悪口を言いづらくなる。普通のサラリーマンで、何かにつけてブーブー文句たれてやる気をなくしていた自分が、ちょっとかなり恥ずかしい…('_')

 小説家と脚本家の違いも、やっとわかった。馬鹿だから分かっていなかった。演じられたり映像にならなければ、作品にならないのだ。そのためには、いろいろハードルが様々あるのだ。それは邪魔者ではない。実際に人や金やモノが動くのだから。いつでも望むがまま好きな料理が作れるわけではない。予算、実際に売っているモノ、スキル。様々な要因がある。

 調子に乗って脚本術の本も買ってしまった。面白いといいなぁ。

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