自分的トップテン本をあげろ的ハッシュタグがツイッターでにぎわっていたが、10個もあげられないわ…とたいした読書家でない私はぼんやり。しかしオススメしたい本はある。ただしぜんぶちょっと古典。ぜんぶすごい昔に読んだ本なので、内容を忘れているけど、でもひとりでも多くの人に読んでもらいたい傑作さ。
『楡家の人びと』北杜夫
文庫本で3冊。Kindleもある。北杜夫はマンボウやクプクプも傑作だが、それはソウウツのソウのときで、ウツのときもおもしろくて、楡家はどっちだろう?
『大地』パール・バック
たいてい「パール・バックの大地」と言われる。「大地」だけだとわかりにくいから。
『大地の子』山崎豊子
パール・バックの『大地』と近い時期に読んだ。上川隆也のテレビドラマをみてから読んだ。これは「人として読むべきだよ!」と友人が珍しく力説していた。感動して圧倒された。
『クオ・ワディス』シェンキェーヴィチ
あるいは「クォ・ヴァディス」。手帳じゃないです。作者はポーランド。なのでカタカナ表記は難しい。ローマとか好きなひとはぜひ読まれたし。
『背教者ユリアヌス』辻邦生
これもローマもの。テルマエ・ロマエが好きな人は読まれたし。
もうじき夏が来ますし。どれも図書館にあるし。エキサイティングな古典は絶品です。