茶ぶろぐ

おとなのライフスタイル@TOKYOブログ

どうしてオリラジがやったほうは笑えるのかずっと気になっていた

shiba710.hateblo.jp

「ラッスンゴレライ」というネタ。8.6秒バズーカーがやっている動画をみても、全然笑えなくて「ふーん」という感じだったのだが、オリエンタルラジオの動画をみたら、二度、三度笑ってしまう。前者は全然そんなことないのに、なぜ、オリラジのほうだと笑えるのか。ずっと気になっていた。


 オリラジがやっているのをみたとき、何度か爆笑しながら、リズムネタというのはひとつのジャンルであって、オリラジはそのその分野の先輩として、彼らに対して愛情のようなものがあるのではないかと思った。単に、先輩芸人が後輩のネタをやって笑いをとる以上の何かを、じんわり感じた。


 武勇伝は「おもしろいかどうかわからないけど楽しいし好き」という感じだった。今回こちらのエントリをみて、どうして自分がこういったリズムネタを、おもしろいかどうかはさておき楽しい気持ちになるのか、ちょっとわかった感じがした。きちんとした説明、全部自分が理解できているかおぼつかないけど、こういう説明も楽しくてうれしい!(^0^)


 8.6秒バズーカーのほうは、何を言っているのか分かりにくい。滑舌が悪いのか、自分たちが作ったネタのリズムに、言葉がそこまでのせられていない。オリラジのほうが、言葉を音に立たせ、引くところは引き、タイミングで笑いをつかむ。そこは多分年の功。


 大物芸人が批判した、というのは、リズムネタというジャンルの未来を、彼らが逆に保証した気がする。消費速度も速いかも知れないが、武勇伝が完全に忘れられたわけではないように、ずっとどこかに残って、カバー(?)されたりするかもしれない。だって口ずさむと楽しい。(ただしリズム感が乏しいので、もしその鼻歌を他人が聴けば、ふにゃふにゃしたなにかであるにすぎない)


 それがどこまで「芸」になるかというとちょっとそりゃ確かに考え込んでしまうけど、オリラジはそれだけで食っているわけではないので、芸になるし、おもしろいのだと思う。8.6秒バズーカーくんたちの未来はまだわからない。